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サイン

ありがとうございます!

すまない先生

ああ!

大きな握手を刻んだ

周りは空気を読んでか、パチパチと拍手をしている

サイン

えー…少し話を戻しますが

サイン

皆さんは何に困ってるんですか?

ストレイ

えっと…王族に関する情報がないんだよね…

ストレイ

だから進まない

ゴースト

そこが大変だぁ…

ドリーム

えっと…何か知ってる?サイン…さん

問うメンバーにサインははきはきと答えた

サイン

私の呼び名は「サイン」でいいですよ

サイン

情報…

サイン

でしたら分かる…かもしれませんね

全員

!?

銀さん

本当か!?サイン、ありがとうな!

エンダーさん

で、「分かるかもしれない」ってどういう事なの?

サイン

えっと…

サインは言葉を濁す

ゾンビ

…?どうしたんだ?

ゾンビ

あっ、何か…ダメな事思い出させたりしちまったか?

サイン

いや、そういう事ではなくて…

サイン

貴方達は…私が言った事を

サイン

信じますか…?

全員

すまない先生

ああ!

すまない先生

さっき協力する、って言ったからね!

すまない先生

まぁあまりにも嘘くさかったら…あれだけど!

満面の笑みでOKマークを出すと、サインは安堵の表情になる

サイン

分かりました、…私は

どこかかしこまって、サインは次の言葉を放った

サイン

「元、王族」…なんですよ

全員

…え!?

ウェザー

え…では一体どうやってここまで来たんですか?

ブラック

王族が逃げた、となると大きな騒ぎになっていそうですが…

ゾン兄

それが起こってねぇ…って事か

バナナ

あちらでかなり複雑な裏がありそうだな

サイン

その通りですよ…話す前に1つ追加でいいですか?

サイン

今から言う事は「情報」…ではないと思います

サイン

それに繋がることを話すので…まぁ途中に情報はあるかもですが

サイン

飛ばし飛ばしで話しても訳分からんと思うのでまとめて行きます

サイン

そこらも踏まえて…良いですか?

全員

うん!/おう!

スケさん

絶対…情報に繋がってるんだろ?それに

スケさん

サインについても全然教えて貰ってなかったからな

ソイル

複雑な裏、って事だから大変そうだな…

サイン

それじゃあ、今から

サイン

…あれは

サインが遠い昔を呼び起こす様に目を閉じる

話す事とは…このメンバーならよく知っている…あの事をサインが知ってからだ

単純かもしれない…が

やっている事は大胆そのものだ

サイン

数年前…の事でしたね…

私は数十年前、王族に産まれました

サイン:幼き頃

ヒリ、お庭に出て遊ぼうよ!

ヒリ:幼き頃

…うん!

私には、「ヒリ」という弟がいます

毎日城の中で…育って行きました

サイン:幼き頃

…今はお父様達、いないよね?

ヒリ:幼き頃

うん、大丈夫そう

サイン:幼き頃

…じゃあ使っちゃうか!「化け」

ヒュン!

私は近くの噴水に止まっていた鳥に化けた

ヒリ:幼き頃

わぁっ!やっぱり凄いよ!お兄さん!…あっ、

ヒリ:幼き頃

ちょっと待ってね…

ヒリが目を瞑り、集中して…「視る」

ヒリ:幼き頃

…!人が来る!兄さん戻って!

サイン:幼き頃

!!分かった!

ボン!

ヒリのお陰で間一髪、やり過ごすことが出来た

だってその後…本当に

「人」が来たんだもの

使用人

サイン様、ヒリ様、やっぱりここにいらっしゃいましたか

使用人

お父様もお呼びです、中に入って下さいませ

サイン:幼き頃

あっ、分かりました!

ヒリ:幼き頃

じゃあ入ろうか!

バタンー…

何故か私達兄弟2人には、能力があった

私…サインは物や生き物に化ける能力…言い換えればたぬきみたいな感じです

ヒリは離れた場所を視る能力、だけどあまり遠い所は視れないらしいです

王族の誰も…兄弟の能力について知らない

2人が、幼い頃から隠し通していたからだ

考えない日は無い。能力が…見つかったらと…

考えただけで震えが止まらなかった

だから…隠していた

サイン:幼き頃

では…おやすみなさい

使用人

はい、また明日…会いましょう

バタンー…

部屋の分厚い扉が閉められた音

聞こえると目を輝かせるヒリが居た

ヒリ:幼き頃

…行った?

サイン:幼き頃

うん、念の為あと少しくらい経ったら…

サイン:幼き頃

いk

ヒリ:幼き頃

行こうよ!あそこ!

サイン:幼き頃

あはは、言うの先越された!

思い出しても楽しいですね

ヒリ:幼き頃

ね、ね!!早く行こうよ!

サイン:幼き頃

ちょっと待ってって…あっ、ロープはあるの?

ヒリ:幼き頃

えっと…あった!じゃあよろしくね!

サイン:幼き頃

「化け」

ヒュン!

よく鳥に化けて、自分たちの部屋の天窓を開けて…ヒリが登れるようにして…

「あそこ」に行っていた

ヒリ:幼き頃

っ…よいっしょ、っと!

ヒリ:幼き頃

よし、登れた!

サイン:幼き頃

さ、さ、行くよ!

ヒリ:幼き頃

うん!早く早く!

…確かちょうどよく座れる形をした

屋根があったんですよ

ぺたぺた…

ヒリ:幼き頃

お兄さん!早く座って!

サイン:幼き頃

はいはい…っと!

よく行っていたのが屋根の上

いつからか見つけて来るようになった場所

ここから見る夜景が本当に綺麗だった

今日はいつもより星が出ている

ここでは…2人で

能力や…本当に日常のくだらない雑談をしていた

軽く言ってこれが一日の中で1番大切にしている時間だと思う…何でカッコイイことを言って笑う

そんな事を話していて…ついに

この王族…国について…

気になってしまう

サイン:幼き頃

…この国ってさ、変だよね…だってさ

サイン:幼き頃

住人は決められた感じに動いてるし…

サイン:幼き頃

王様や兵隊が街に行ってたりして…何をしてるんだろう

ヒリ:幼き頃

僕の能力で街…外を見ようとしても…

ヒリ:幼き頃

範囲内なのに見れなかったりして…おかしいんだよ…

ヒリ:幼き頃

何か…ろくでもないことをやっている気がする…

ヒリ:幼き頃

子供なのは僕らだけ…もしかしたら僕ら以外…知ってるんじゃないかな…?

ヒリ:幼き頃

…!だったら…お兄さん

ヒリ:幼き頃

知りたいよね…大人になる前にさ、

ヒリ:幼き頃

人に嘘ついて…生きたくないよ!きっと僕ら以外は

ヒリ:幼き頃

隠してるんだよ!やってる事!

サイン:幼き頃

サイン:幼き頃

いいね!それ!やろうよ!

サイン:幼き頃

…何かこれが大きい事に繋がってる気がする…

サイン:幼き頃

やろうか、秘密、見つけちゃおう!

ヒリ:幼き頃

そう来なくっちゃ!やろう!

秘密を見つける、そう約束して

見えた空に向かって2つの拳を突き出した

この…秘密が…

「あのこと」とは知らずに

最悪な事とは知らなかった

この後失望する事を…

誰1人、知る由もなかった

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

立て直し大変だよね?? めっちゃ応援してる!

ユーザー

物語の立て直しは終わっていませんが、問題なさそうなので投稿しました。 (立て直しもう少しで終わります)

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