僕なそんなに裕福な家庭に生まれなかったため今は無職で毎日、コンビニ弁当を食べて生活している。
僕
はぁー
僕
今日は唐揚げ弁当にしよう。
僕
飲み物は公園の水道水でいいか…
僕はいつもコンビニで弁当を買うと、近くにある公園のベンチに座って食べている。
何故か公園にベンチは沢山あるものの、その中の1つしか座らない。
僕
よいしょっと
僕がいつも通りお気に入りのベンチに座って弁当を食べていると、珍しく人が隣に座ってきた。
普通の人は僕のことを不潔だと思い、わざわざ隣に座ってくる人はいない。
おじいさん
こんにちは
おじいさん
坊や
僕
こんにちは
おじいさん
坊やはいつもここで食べているのかい?
僕
はい。そうですけど
おじいさん
そうかそうか
僕
(なんか変な人に捕まったな…)
おじいさん
その弁当は美味しいかい
僕
はい。美味しいですよ
おじいさん
ところで急に話が変わるけど、
おじいさん
君はタイムワープというものを知ってるかの?
僕
はい。確か、時間をさかのぼったり未来に行けたりする超能力の事ですよね?
おじいさん
あぁそうじゃ。
おじいさん
その事なんだが君は信じるかの?
僕
僕ですか。
僕
分かりませんね
おじいさん
そうか……
おじいさん
なら質問を変えてみよう。
おじいさん
君は後悔してるとこや自分の未来が知りたいと思った事があるかい?
僕
えぇ。もちろん。山ほどありますよ
おじいさん
ならば、その時に戻ったりしたいかい?
僕
出来たらしたいですね笑
おじいさん
じゃあ、この時計をあげよう
僕
いいんですか?
その時計はいかにも古くて使い捨てのような時計だった。
おじいさん
これで時間を5秒前に戻すことが出来る。
僕
あ、そ、そうなんですね( ˊᵕˋ ;)
僕
(これはマジでやばい人かもしれない)
おじいさん
使い方を教えてあげよう。
おじいさん
これでもう君は超能力者じゃ。
僕
あ、ありがとうございます……
おじいさん
じゃあな。
おじいさんが行ったら僕は残っていた唐揚げ弁当を食べた。
僕
そろそろ行くか。
僕
にしても、この時計……
僕
1回試してみるか…
僕は半信半疑でおじいさんが、言ってたどうりに、使ってみた。
僕
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僕
じゃあ5秒前だからまだおじいさんがいる時か。
僕
なんだやっぱり何も起きないじゃないか。時間の無駄だ。
僕
ん?ちょっと待てよ。
僕
おじいさんだ。
僕
今日は確かいなかったような…
僕
ちょうど帰ってるところ…
僕
おじいさんの話は本当だったんだ!
僕は色々と試した。電車がちょうど行ってしまって乗れなかった時や、バスの時など。
僕
待てよ。死んでもまた生き返れるじゃないか。僕は起死回生できるんだ。。。
青信号だった横断歩道を赤信号になるまで待った。 そして……
僕
赤信号だ
僕
今だ!
僕
僕はトラックに引かれた。
僕
結構痛かったな。(^^;;
僕
でもこの時計さえあれば
僕
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僕
あれ?
僕
痛い!
僕
なんでまたトラックに引かれたんだ?
僕
もう1回!
僕
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僕
あれ!痛い!!!!
おじいさん
あーあ もっと考えてからやるんだったな
おじいさん
坊や
作者🍀
まずおじいさんは、5秒前に戻すことが出来る。 と言いましたね?
作者🍀
そして最後に、考えてからやるんだったな。 と言いました。
作者🍀
つまり 坊やが、トラックに引かれてから、5秒以上が経過していたという事です。
作者🍀
なんでタイムワープを繰り返す度に、痛い目に遭うということです。
作者🍀
❤連打希望です!
作者🍀
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