私は、中等部1年の菜由高 小雪!
ある日こういう噂を聞いたの・・・
旧校舎3階、女子トイレの3番目には「トイレの花子さん」がいるっていう噂を・・・・
小雪
香恋!
香恋
小雪ー!どうしたの?
小雪
あのね、放課後、私旧校舎のトイレに行って、花子さんに会ってくる!
香恋
あぁ、七不思議の一つの花子さんね!
小雪
うん!
香恋
気をつけてね💦
小雪
分かった!
放課後
小雪
ここだよね・・・
コンコンコン・・・
小雪
花子さん、花子さん、いらっしゃいますか?
ギィ・・・
???
はーあーい
小雪
・・・・!?
声がしたはずなのに、姿がない
小雪
あれ、気のせいだったのかなぁ・・・
小雪
教室に戻ろう・・・
ポン・・・
???
こっちだよ・・・
小雪
ひっ・・・いやっ(泣)
引き離そうとすると、手が後ろの人の顔にめり込んだ
小雪
うっうぅ・・・(泣)
思わず怖くてしゃがみ込んだ・・・すると
???
ダイジョーブ?
そう言ってその子は、私の顔を覗き込んだ
そしたら、この子と目が合ってしまった・・・
小雪
ッッッ!?
ビックリし過ぎて、ドアにぶっかった
???
君驚き過ぎ(笑)
この子は笑いながら言った
そして、私は恐る恐る聞いてみた
小雪
貴方は・・・?
???
俺?
???
俺は七不思議が七番目
???
トイレの花子さん
花子さん
初めまして!ニコッ✨
まさかのその子は男の子の花子さんだった