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コメント
2件
二日連続で更新、嬉しすぎます✨️ これからヒロ王子の出番が増えていくのかな? さらに恋の矢印絡まりそう... ノアさん頑張れ!
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#じゃぱぱ嫌われ
あれから数ヶ月
今日がやっとの入学式です
ノア
アカデミーの門の前に立ったとき
私は、少しだけ息を止めました
ノア
思わず声が出るくらいです
高い門、広い敷地、整えられた庭園
ノア
ジャパール
ノア
ジャパール
ノア
ジャパール
横でジャパールが笑う
ノア
ジャパール
ジャパール
ノア
門をくぐる
その瞬間空気が変わった気がしました
ノア
貴族の未来を決める場所は
ナオキル
気づいた時には
ナオキル
その日、何度もその人を探していた
でも
ずっと昔からそばにいに人
変わらず
守る事を当たり前みたいにやっていて
ちょっと変でも
誰よりもまっすぐでした
ノア
ノア
ノア
大講堂には、すでにたくさんの生徒が集まっていました
この間顔を合わせた人もチラホラいます
エトワ
ノア
エトワ
ノア
エトワ
ノア
エトワ
エトワ
エトワ
さっきも元気に手を振ってくれたし
相変わらずラフで助かります
ノア
エトワ
エトワ
ノア
エトワ
そんな会話をしていると
ノア
少し離れたところにいるゲミノールムを見つけました
ゲミノールム
エトワ
エトワ
ノア
エトワ
ノア
ノア
あの空気の中で、一人でいられるの
ノア
その時、式場が騒がしくなった
ヒロ
<____(照
<___________(焦
ヒロ王子が、自然に周りに挨拶していた
ヒロ
優しい声
柔らかい笑顔
ノア
なんかもう完成されてませんか?
エトワ
エトワ
エトワ
エトワ
エトワ
ゲミノールム
ノア
そして
なんとジャパさんは
ジャパール
ノア
普通に寝てました
ノア
エトワ
ジャパール
ノア
ジャパール
ノア
エトワ
入学式も終盤になり
いよいよクラス替えの発表です
先生
名前が読み上げられていく
先生
ノア
Aクラス
ノア
先生
ゲミノールム
ノア
ノア
先生
ヒロ
<いいなぁ
<いや、まだ同じクラスのチャンスが!
ノア
王子様も
先生
エトワ
エトワ
なぜかガッツポーズ
先生
ジャパール
ちょっと寝ぼけてる
ノア
このクラス、大丈夫ですかね…
その日は、やけに風が強かった
砂が舞って、視界が少し白くなる
訓練場の端で、俺はいつも通り剣を振っていた
ナオキル
ナオキル
ナオキル
ナオキル
何も考えずに水を飲む
筈だったのに
また見つけてしまった
ナオキル
視線の先
訓練場の中央
あの人がいた
前に一度だけ話した、変な騎士
名前も知らないが覚えている
今日は剣を持って動きやすい服でいた
でも同じマントを羽織っていて目元には仮面がある
ナオキル
ナオキル
次の瞬間
ナオキル
ナオキル
速い
踏み込みが見えなかった
風だけが遅れてくる
剣が振られたと気づいたときにはもう終わっていた
ナオキル
ナオキル
単純に、それだけがわかった
ナオキル
ナオキル
音も感情もない
気づいたら、少し近づいていた
その人がこっちを見ている
ナオキル
仮面越しに目が合う
綺麗な声だけど冷たい
その時
強い風が吹いた
ナオキル
風邪で仮面が落ちる
ナオキル
彼女は顔を隠し走ってその場を離れてしまった
ナオキル
咄嗟に言葉が出てきた
ナオキル
ナオキル
また会話が続かない
ナオキル
そう思ったはずなのに
足が、その場から動かない
なぜ動こうとしているのか
分からない
でも呼び止める理由がないのは分かっている
ナオキル
それでも視線だけは追っていた
遠ざかる背中
無駄のない走り
ナオキル
やっぱ引っかかりますね
ナオキル
ナオキル
ナオキル
やっぱりよく分かりません
夜になってもその人を見つけることは出来なかった
誰に聞いても知らないと言う
ナオキル
ナオキル
探す理由は何も無いのに
ナオキル
答えは出ない
ナオキル
いつも通り剣を構えて振るう
でも少しいつもより雑音が多かった
風の音でも剣の音でもない
もっと内側にある
よく分からない何か
ノア
アカデミー廊下は夕焼けで少しだけ赤く染まっていた
窓から差し込む光が長く伸びて、床に影を作っている
ノア
一人で歩くの、ちょっと落ち着くかも
さっきまで人が多かった分静かさが心地いい気もします
角を曲がろうとしたとき
ふと、声が聞こえました
ノア
足を止める
わざとじゃないですよ
ちょっと気になったんで
少しだけ、心臓が跳ねた気がしました
そのとき、もう一人の声が少し小さくなる
くすくす笑う声
ノア
<でも一回くらい踊ってみたいよね〜
<分かる〜
会話は、そのまま遠ざかっていった
私は、その場に少しだけ立ち尽くす
ノア
ノア
そう思っているのに
何故か頭に浮かぶのは
ノア
その日の夜自室に戻る廊下を歩いていた
ノア
夜の屋敷は怖いです
暗くて広いし、いつお化けが出てきてもおかしくない
ノア
後ろから声がして、びくっと振り返る
そこには
ノア
思わず、少しだけ駆け寄っていた
ノア
ちょっと抜けてる感じとか
ナオキル
笑い方も
ノア
ノア
ナオキル
ノア
ナオキル
軽く頭を下げる
相変わらず丁寧 でもどこか力が抜けてる気がします
ノア
ナオキル
ナオキル
ノア
ノア
ナオキル
ノア
少しだけ、胸がきゅっとする
いい意味なのか、よくわからなかったんです
ナオキル
ノア
ナオキル
ちゃんと、変われてるのかもしれない
ノア
でも
ナオキルさんも
ノア
ナオキル
ノア
ナオキル
本当に一瞬だけ
彼は少し遠くを見ました
ナオキル
ナオキル
すぐに、いつもの顔に戻る
ほんの少しだけ、違和感が残りました
ノア
ナオキル
ノア
ナオキル
ノア
ナオキル
ナオキル
ノア
ナオキル
ナオキル
ノア
なんとなく
聞いててザワっとしました
ナオキル
ノア
ナオキル
ノア
聞いた瞬間、自分でも少し驚く
なんでそんな事を聞いたんでしょうか
ナオキル
少し考えて口が開く
ナオキル
ノア
言葉が、出なかった
その人のことを話してるとき
いつもより少しだけ真面目な顔をしていました
ノア
なんでもないふりをして、そっけなく返す
ナオキル
ノア
ナオキル
思わず大きい声が出ました
ナオキル
いつもの調子で話している
ナオキル
ノア
力が抜けてきます
ノア
胸の奥に、少しだけ残る違和感
その人のことを話してるときの顔
ほんの一瞬だけ見えた、遠い目
気になってしょうがなかった
ナオキル
ノア
ナオキル
まっすぐな声、いつも通りの言葉
ノア
この人は、変わらない
ちゃんと、守ってくれる
でも
ノア
彼にとって私は守る対象
それ以上でも以下でもない
ノア
それでも
ノア
笑ってそう言うことしか、できなかった