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白ちゃぁあああん(´;ω;`) これメンバーもメンバーでショックすぎるし、何より水くんの相方2人とも傷つけられてるよね...?犯人許さんぞぉおお!白ちゃんは大丈夫だと信じてる!♡1000超えたけど、早く投稿しなきゃって気負わなくてはいいからね〜。僕が来た時はもう超えてたけど...。
あてもなく、ぷらぷらと街を歩く
H.
そう、引き返そうとした時だった
何で、何もかも上手くいかないんだッ!!!
遠くの方からそう叫ぶ声が聞こえてきた
その声が、紛れもなくお父さんのもので……
H.
そう考え、声のする方へ向かおうとした時だった
がんと何かが打ちつけられるような
殴られたかのような音がした
その後、悲鳴が僕の元に届く
それは、
H.
何度も聞いた声だから間違いない、初兎ちゃんだ
H.
急いで、足を進めた
焦りで、何度も足がもつれながらも
声のした方へ行く
いやだ、どうして
どうして…………
前進しようとしてあげたかけた足が
動かなくなり、その場に立ち止まる
H.
絞り出した声は弱弱しく震えている
視界が上手く定まらない
僕の前に広がるのは
初兎ちゃんが倒れている光景
その頭からは血が流れでていて、
あたりの真っ白な雪を赤く染めている
H.
H.
S.
初兎ちゃんがうっすらと目を開いて
浅い呼吸の合間で、僕に話しかける
H.
H.
H.
小刻みに震える手でボタンを押し、救急車を呼ぶ
頭が真っ白で上手く喋れてたか、
全く分からないけど、救急車は呼べた
あと、来るのを待つだけ
僕は初兎ちゃんの手を取って、握った
いつも、暖かった手が今は異様に冷たい
H.
初兎ちゃんに向けた言葉は
僕自身に向けて言っているようでもあった
僕は、だんだん冷たくてなっていく初兎ちゃんの手に
熱を分け与えるように、強く強く握った
それでも、初兎ちゃんの手は冷たいままで
呼吸もどんどん浅くなっていく
不意に、初兎ちゃんが口を開いた
S.
S.
にこっ……と初兎ちゃんは僕に笑いかけた
そこで、初兎ちゃんの意識が途絶えた
H.
いやだ、、そんな……
H.
不規則に乱れた自身の呼吸音が
やけにうるさく、鮮明に僕の耳に届いた
いやだ、失いたくない、
誰よりも大切なたった1人の相方を。
𝐧𝐞𝐱𝐭…♡1000
リリン