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『約束』

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『約束』

第2話 - 後編

167

2023年03月13日

#stxxx

#黄青

#信号機組

りょう

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167

りょう

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お久しぶりです(毎回言ってる気がします…:( ;´꒳`;):)、りょうです

僕は前編で、“後編は近いうちに”って言いました

…近いうちとはなんだったのでしょうか^^ (いや本当にすみません…)

更新しなさすぎて、もはや読んでくれる方はいないのではないかと不安になっております:( ;´꒳`;):

これだけ時間を空けたくせに、僕的にイマイチな後編となってしまいましたが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです！

不定期更新すぎてすみません、長くなりましたそれでは本編へどうぞ…！

※この話は実在する方を元にしたフィクションです

黄くん

ﾊﾞﾌｯ(ソファに寝転がる)

黄くん

…なんでこんな僕なんかにあの人は優しくしてくれるんだろ…

黄くん

……わかんないや、笑

黄くん

はぁ…あの人も寝とけって言ってたし、寝よ

黄くん

…………ｽｰ…ｽｰ…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

黄くん

ん……ﾊﾟﾁ

黄くん

あ…あの人かな、

黄くん

開けないと…ﾌﾗｯ

黄くん

っと…あぶな…

ｶﾞﾁｬ

青くん

あーよかった、出てくれたﾎｯ

青くん

今寝てた？

黄くん

はい

青くん

ごめんね、起こしちゃって

黄くん

大丈夫です

青くん

はいこれ、薬

黄くん

ありがとうございます

黄くん

…

青くん

？

黄くん

中…入りますか？

青くん

いいの？

黄くん

別に…

黄くん

どうせ誰もいませんし

黄くん

あなたが良ければ…

青くん

じゃあ…お邪魔しよっかな！

黄くん

どうぞ、スリッパでs…ｸﾗｯ

青くん

っとｶﾞｼｯ……やっぱね

青くん

無理して平気な顔してたでしょ

黄くん

っ……すみません、

青くん

謝んなくていいよ

青くん

とりあえず、それ飲んでもっかい寝ておいで

黄くん

わかりました…ありがとうございます

青くん

あ、僕キッチン借りてい？

黄くん

いいですよ

青くん

ありがと、じゃあおやすみ〜

黄くん

おやすみなさい

ｶﾞﾁｬ

黄くん

ふぅ…ﾊﾞｻｯ(ベッドに寝転がる)

キッチン使うのか…

なんか袋にいろいろ入ってたし

お粥でも作ってくれるのかな…

黄くん

なんて、さすがにそこまではしてくれないか笑

黄くん

せっかく薬買ってきてくれたし、飲も

黄くん

…ｺﾞｸﾝ

黄くん

…

でも彼はなんで僕なんかに、いろいろしてくれるんだろう…

黄くん

…なんか…申し訳ないな

黄くん

今更帰っていいですよって言っても、看病するとか言ってきそうだし…

黄くん

早く治して帰らせてあげよ

黄くん

ﾓｿﾞﾓｿﾞ(布団を被る)

黄くん

………ｽｰ…ｽｰ…

一方その頃、

ｶﾞﾁｬ

青くん

お邪魔しま〜す……

青くん

わ、めっちゃキレイ

青くん

僕の部屋とは大違いだ…

青くん

じゃなくて、キッチン借りるんだったw

青くん

ほー、キッチンもキレイですなぁ

青くん

てか…入れてくれてよかった…笑

青くん

お節介かなって思いつつお粥の材料買ってきたけど、あのままお別れしてたらなんか恥ずかしい奴みたいになってた()

青くん

しんどいの隠してるっぽかったけど、お粥ぐらいは食べれそうだったから安心したわ

青くん

よーし、さっそく作るぞ〜

青くん

えぇっとこれと………

黄くん

ん……ﾊﾟﾁｯ

黄くん

…なんかいい匂いする

あ…

もしかして…ほんとにあの人作ってくれてたり、、？

黄くん

……下降りよ

ｶﾞﾁｬ

青くん

あ、おはよー

青くん

気分どう？

黄くん

もう大丈夫です

黄くん

…

黄くん

それ、

黄くん

…お粥ですか？

青くん

そ！

青くん

食べれる？

黄くん

はい…食べたいです

青くん

良かったﾆｺ

青くん

よそうからちょっと待っててー

黄くん

ありがとうございます…

ｺﾄ

青くん

はい、どーぞ

黄くん

いただきます…

黄くん

ﾊﾟｸ

黄くん

…美味((ﾎﾞｿ

青くん

ww

青くん

そりゃ良かったw

青くん

そういえばさ、君名前なんて言うの？

黄くん

黄です…

青くん

黄くんかー

青くん

僕の名前覚えてる？

黄くん

青さん…じゃなかったですっけ

青くん

お、せーかい

青くん

さんじゃなくて、呼び捨てでいいよ

青くん

多分そんなに歳変わらないだろうし

黄くん

じゃあ……青ちゃんで

青くん

えw

青くん

いや別にいいけど、なんでちゃん？w

黄くん

……顔

青くん

なんだそれww

黄くん

ご馳走様でした

青くん

早っ

青くん

おかわりあるけど、いる？

黄くん

…ほしいです

青くん

おっけー、ちょいとお待ち〜

青くん

はい、ｺﾄ

黄くん

ありがとうございます…ﾊﾟｸﾊﾟｸ

青くん

良かった、もう全回復したっぽいねw

黄くん

はい、

黄くん

…あの、なのでもう帰ってもらって大丈夫ですよ

黄くん

お粥ありがとうございました、すごく美味しいです

青くん

……

青くん

…じゃあさ、最後一つだけ黄くんに質問してもいい？

黄くん

？

黄くん

なんでしょう…？

青くん

黄くん今、人生楽しい？

黄くん

え……

青くん

いいよ、着飾らなくて

黄くん

……

黄くん

別に…楽しくないわけじゃないですけど、

黄くん

……でも…楽しいわけでもないかもしれないです…

青くん

ほー

青くん

やっぱり

黄くん

え？

青くん

最初に見た時からさ、黄くんの目には…なんていうか…光がないなーって思ってて

黄くん

光…？

青くん

うーん……あ、なんか目がきらきらしてなかった！

黄くん

いや…そんな少女漫画みたいな目、誰もしてるわけないじゃないですか

青くん

まぁそーだけど！そうじゃなくて！！

黄くん

……光…ですか…

青くん

なんていうんだろ……言い方悪いけどさ、

青くん

中身がないっていうか、空っぽっていうか…

青くん

…黄くんさ、今つまんないでしょ？

黄くん

…

青くん

朝起きて、学校に行って、帰ってきて宿題して、寝る

青くん

毎日毎日同じこと繰り返して

青くん

そこに何かを感じることもなく、ただ淡々と過ぎていく日々を過ごしてる、そんな感じでしょ？

黄くん

……

黄くん

でも…そんなのしょうがなくないですか…

青くん

え？

黄くん

毎日同じことを繰り返さずおえない気がします…

青くん

…

青くん

詳しく、教えてくれる？

黄くん

だって、僕らはまだ学生です

黄くん

学校に行かないといけないし、宿題だってやらないといけない

黄くん

未成年ですから、何にでも保護者の同意がいります、

黄くん

自分1人で何かを決めることもできない

黄くん

そんな中で過ごしていれば、勝手に変化のない日々を過ごしていることになるんですよ

青くん

…それってさ、

青くん

誰が決めたの？

黄くん

え？

青くん

学校行かないといけないとか、宿題やらないといけないとか、

青くん

別にやらなかったら○ぬとかじゃないじゃん？

黄くん

いや…まぁそうですけど、

青くん

ま、たしかに未成年だと自分でできる範囲は限られてるけどさ、

青くん

だからって、大人しく言うこと聞いてなきゃいけないなんてことはないんじゃないかなぁ

黄くん

……何が…言いたいんですか…

青くん

…簡潔に言うとさ、

青くん

君がまだ学生だろうと、君の人生は君のもの

青くん

だから君次第でそのつまらないと思ってる今の生活、変えられるってこと

黄くん

今の生活を…変える……

青くん

そーそ

青くん

黄くんなんかさ、趣味とかないの？

黄くん

……趣味ってほどじゃないですけど…

黄くん

音楽は…好きかもしれないです…

青くん

お、いいじゃん！

青くん

音楽やってみたい！とか思ったりする？

黄くん

まぁ…できるならやりたいですけど…

青くん

じゃあやっちゃお！！

黄くん

えっ

青くん

音楽かぁ…うーん……あ、曲！曲作ってみなよ！！

黄くん

曲を作るって……

黄くん

そんなに簡単にできることじゃないですよ

黄くん

僕なんかができることじゃなi…

青くん

ﾊﾞｯ(黄くんの口を塞ぐ)

黄くん

！？

青くん

その言葉、禁止。いい？
ﾊﾟｯ(手を離す)

黄くん

…え？

青くん

できるとかできないとか、

青くん

そんなのやってみなきゃわかんないじゃん？

黄くん

…

黄くん

じゃあ…やってみてたらいいってことですか…

青くん

え…

黄くん

…やったこと、あるんですよ

青くん

！

青くん

そうなの？

黄くん

ちょっとだけですけどね…

黄くん

音楽の道で生きるのは難しいと思って、やめてしまいましたけど…

青くん

えー、もったいなくない？

黄くん

いや…もったいないとかじゃなくて、

黄くん

好きなことを夢にできる人間なんて、限られた人数しかいないんです

黄くん

いつまで夢を追いかけられるかも分からないんだから、早くに諦める方が無難だと思います

青くん

…でも…さ、

青くん

それで好きなことを夢にできたら…かっこよくない？w

黄くん

え…

青くん

その言葉は、黄くんが元々思ってることなのか、誰かに言われたことなのかは分からないけどさ、

青くん

無理だ、って言われていることをやってみせられたら、カッコいいじゃん？

黄くん

それはまぁ…そうですけど…

青くん

…もう1回聞く、

青くん

黄くんは、音楽やりたいの？

黄くん

……

青くん

周りなんか気にしなくていい、黄くんが本心から思ってることを教えて

黄くん

……やりたい…です((ﾎﾞｿ

青くん

じゃーやっちゃお！

黄くん

でも……

青くん

…大丈夫大丈夫ﾎﾟﾝ(肩に手を置く)

青くん

最初から上手くいくわけないんだから

青くん

何でも最初から完璧にする必要はないんだよ

黄くん

…

黄くん

……ちょっと、考えてみます…

青くん

ﾆｺ

青くん

僕は応援してるからね

青くん

じゃー僕そろそろ帰るね

青くん

ごめんね、長居しちゃって

黄くん

あ、いえ…全然…

青くん

じゃ、お邪魔しました〜

黄くん

……ぁ

黄くん

あの…！！

青くん

ん？

黄くん

えっと…その…

黄くん

…もし僕が…ほんとに曲作ったら…

黄くん

…聴いてくれますか…？

青くん

…笑

青くん

当たり前じゃんかー

青くん

僕一人で100万回ぐらい再生しちゃうよ？笑

黄くん

笑…(ﾎｯ)

青くん

…

青くん

黄くん、

黄くん

はい…？

青くん

さっき、｢僕なんかができるわけない｣って言ってたけどさ、

青くん

僕は、頑張ればなんだってできると思ってる

青くん

誰だって、主人公になれるよ。

黄くん

！

青くん

あ、じゃあもし黄くんが自分に自信がついたらさ、僕にも曲作ってよ！

黄くん

え…

青くん

黄くんが作った曲、僕歌いたい

黄くん

…

黄くん

……自信…ついたらですよ…((ﾎﾞｿ

青くん

やった笑

青くん

約束ね

青くん

手出して

黄くん

？(手を出す)

青くん

ゆーびきーりげーんまーん

黄くん

え笑

青くん

うーそつーいたら

黄くん

この歳でこれする人初めて見ましたよ((ﾎﾞｿ

青くん

うーん…黄くんの家とーつる！

黄くん

ちょっと！？笑

青くん

ゆーびきっ

青くん

た！

黄くん

あ…

青くん

ちゃんと守ってよﾆｶ

黄くん

笑…わかりましたよ、

青くん

じゃー、改めてお邪魔しましたー

黄くん

こちらこそありがとうございましたﾍﾟｺ

青くん

黄くん、

青くん

“またね”

ｶﾞﾁｬ

黄くん

…

黄くん

はい、((ﾎﾞｿ

黄くん

またね、ﾆｺ

黄くん

っていうのが、僕と青ちゃんの出会いかな、

赤くん

へ〜

青くん

お前もうそれいいって…

赤くん

中々良いこと言うじゃん、青ちゃんw

黄くん

あの時の言葉、僕すごく刺さったんですよ

青くん

あっそ…

赤くん

あれ、青さん照れてます？w

青くん

照れてない……//

赤くん

それを照れてるって言うんだよなぁww

赤くん

可愛いねぇ青たん〜ﾖｼﾖｼ

青くん

やめろばかｼﾞﾀﾊﾞﾀ

赤くん

あーてか、その後ってどうなったの？

黄くん

うーん…知りたい？

赤くん

知りたい！

黄くん

ﾁﾗｯ

黄くん

……またいつかね笑

赤くん

えーっ、教えてくれないの？

黄くん

これ以上話すと青ちゃんが恥ずかしくて○んじゃうから笑

青くん

ｯ…///

赤くん

あ、ほんとだ

赤くん

よく見ないと分からなかったけど、青ちゃん耳真っ赤じゃんww

青くん

言わんでいいって…///

この後のお話、知りたいですか？

今は青ちゃんが可哀想なので

また別の機会にでも笑

長かったですがここまで読んでいただきありがとうございました！