フョードル・ドストエフスキー
静かにそっと玄関の扉を閉める。
辺りはしーんと静まり返っている。
みな、寝たのだろうか。
アツシ・ドストエフスキー
ふと、そんな声が左下から聞こえた。
視線を左下へ動かしてみると、
そこには体育座りをしたアツシが眠たそうにコチラを見ていた。
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ふと、昔のことを思い出す。
体が、……くて、
充分に……なくて、
……に構ってやれなかったあの時のことを。
だから、突拍子もなく……に願い事をした……
……にしてほしい、と。
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
昔の境遇を思い出したのか、アツシの目は少し寂しそうだった。
いや、苦しそうだった。
そんな目をした子を見たことがあったから。
未だにこの体でさえも、こんな記憶が残っているなんて。
なかなか頑固な呪いをかけられたものだ。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ドストエフスキーの言葉にアツシははにかみながら、
アツシ・ドストエフスキー
と、ドストエフスキーの手を握って言った。
アツシ・ドストエフスキー
アツシの手を引き、体を起こし、横抱きをする。
俗に言うお姫様抱っこだ。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ドストエフスキーが意地悪そうに言う。
アツシ・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
アツシ・ドストエフスキー
静かな廊下に軽いリップ音がかすかに響く。
少しだけ胸がドキドキする。
ひょいと廊下の突き当たりの部屋からゴーゴリとシグマが顔を覗かせる。
ニコライ・ゴーゴリ
シグマ
ニコライ・ゴーゴリ
シグマ
ニコライ・ゴーゴリ
シグマ
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
シグマ
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
シグマ
シグマ
そんな言葉が空に切る。
コメント
6件
こっちは平和だ……こっちは。 はぁ、ドス君可愛い〜!!!!
これ読むの2週目だと色々分かってて辛い