好きになっちゃいけないの？

この世界では、吸血鬼と人間が、対立していた。 このきっかけは、約1000年前。当時の人間の国(セントラルサン)の王 イカロスは、吸血鬼には、牙がありいつ襲ってくるか、わからない と警戒していた。半年に一度行われる吸血鬼の国(ダークムーン) の王との交流会の日イカロスは、自分の部下に、吸血鬼には十分に警戒するように指示していた。 だが、その交流会で、事件が起きた。 イカロスが、お茶を飲んだとたん、うめき声をあげて倒れたのだ。 イカロスのお茶には毒が盛られていた。 この事件の犯人が、吸血鬼だったとは、限らない。 だけど、イカロスけら話を聞いていた部下達は、吸血鬼がやったと決めつけ、 ブラックムーンの王、バルキラを、 殺した。 そこから、その会場では、殺し合いになり、吸血鬼と人間どちらも あと一人になったときには、お互いに国に戻り、交流会で 起きたことを報告した。 その後、セントラルサンでもダークムーンでも新しい王ができると同時に 新しい法律ができた。 「吸血鬼/人間と接触しない。吸血鬼/人間と友達、恋人関係に当たった場合は、見付け次第、どちらも処刑する。」 それから1000年後。 この法に触れ、処刑されたのは、3人だけだった。 ーーーーーーーーーーーーとされていた。