こよん
目覚めると、 1番先に知らない部屋の天井が目に入った。
なにこれ?!
なにがあったの?!
頭にはパニクって疑問しか浮かばなかった。
でも、
こんな良いとこで 寝たの初めてかも。
こんな広いベッドに 寝っ転がって、ゆっくり休んで。
今までの生活じゃ絶対叶いっこない。
なのに、なんで…
さおみ
こよん
僕に声を掛けたのは、
悪魔
なんで、僕、?
寝起きで頭が良く 回らなかった。
こよん
さおみ
こよん
『あれ』『まじか』 なんて悪魔がぶつぶつ呟いてた。
この悪魔のことを見てれば何か思い出すかも知れない
こよん
さおみ
そう思い、何かを嘆く悪魔を観察した。
さおみ
やがて、僕の視線に 気がついた悪魔と 目が合う。
こよん
さおみ
こよん
さおみ
思い出した、そうだ
ぼく連れ去らr...?!
頭の血がサーッと 引いていくのが わかった。
さおみ
こよん
金魚みたいに口を パクパク動かす。
さおみ
さおみ
こよん
嫌だよ、住むなんて!
悪魔って、イエス様の 敵みたいな者。
イエス様を裏切る事 なんて許されない。
さおみ
さおみ
さおみ
こよん
そうだ、前よりかは良い暮らしはできるだろう。
でも、どんなに忙しくても僕にはイエス様が1番
どんなに汚れても僕は イエス様を信じなければいけない。
こよん
さおみ
こよん
僕の話を聞こうと、 悪魔は口を閉じた。
こよん
唇が自然に震えていく
こよん
こよん
こよん
さおみ
相槌を打つことも無く 悪魔は僕のことを じっと見ていた。
僕はそのまま話を 続ける。
こよん
こよん
こよん
こよん
こよん
手が震えて、 ベッドに手を着く事も出来ない。
こよん
こよん
僕が言い切っても、 悪魔は口を 開かなかった。
そのまま無言の空間が続く
さおみ
先にこの静寂の空気を断ち切ったのは悪魔。
それだけ言った悪魔は僕がいるベッドに 乗っかった。
こよん
さおみ
認めさせてやる
コメント
3件
ブクマ失礼します🙇♀️
最高です!!続き見たいです!