コメント
3件
うますぎます!続き待ってます!
修正版、いかがでしょう? 初期よりは語彙も増えた気がするので、しょうもなさは軽減されたはずです!!((たぶん!
二次創作⚠ 純愛でっせ 苦手な方は控えてね 誤字脱字あるかも
どうぞ!!
てと
てと
可愛いあの子はずっと窓の中 -1.白い腕-
肌寒さだけがつのる秋。 今日はいつもより一段と冷え込んでいて、ついついポケットに手を突っ込んだまま歩いていた。
道に落ちた枯葉を踏むと、心地良いような音がした。 空を見上げると、イチョウの木が青々と茂っていた。
Tattunn
Japapa
Japapa
Eto
若者とは到底思えない発言に、頬を緩めてしまう。 何をするって言ったって、何も無いな と、落胆したような気持ちを心に閉まったまま、話に耳を傾けた。
Naokiri
Japapa
Eto
Japapa
追い掛けられているじゃぱぱを無視して、また空に目をやった。
Yuan
Tattunn
Eto
Naokiri
えとさんの言うとおりだ
いつも通る大きな病院。 窓辺にいつも1人の男の子が、ひっそりと佇んでいる。 頬杖をつき、ぼうっとどこかを見ている"あの子"。
大学や買い物へ行く時は、その子見たさにここの道を通る。 何故だか心が惹かれて、頬を赤らめてしまう。
勿論、相手の事など1ミリたりとも知らない。 どんな顔かさえ、遠くてよく見えないのだ。 でも見かける度に、心が弾んで致し方なくなる。
Eto
Yuan
Yuan
Tattunn
Yuan
Japapa
もう少しだけここに居たかった なんて、恥ずかしいこと皆には口が裂けても言えない。
Naokiri
Yuan
寂しい気持ちを置いて、赤レンガの舗装された道を力一杯に蹴ってみんなの元へ駆け出した。
いつか、___
in hospital.
看護師
看護師
Mofu
看護師
Mofu
看護師
聞き飽きたほど、毎日繰り返してきたこの問い掛けと応答。 生暖かい室温に嫌な気持ち悪さを感じて、鳥肌をたててしまった。
溜息をつきかけたとき、ノックの音が響き渡り母親が入室してきた。
お母さん
Mofu
お母さん
Mofu
お母さん
Mofu
お母さん
お母さん
看護師
お母さん
看護師
看護師
僕は生まれつき病弱だ 喘息と、心臓病を患っている。 父も体が弱く、僕が産まれて直ぐに風邪を拗らせて亡くなった。
こんなんだから、病院の敷地外に全く出ないし、ろくに運動もした事がない。 骨が脆くて、歩くことも少し難しい。
お母さん
Mofu
お母さん
Mofu
お母さん
Mofu
Mofu
看護師
看護師
看護師
お母さん
Mofu
Mofu
僕の体が弱いからなのか、母親は心配性の上、お節介だ。 来る度に元気か?、ご飯はたべてるか?、不安はないか? なんて聞いてくる。
不安、不満ばっかりだよ…
Yuan’s house.
Yuan
なんとかあの子と話す術は無いか? いや、そもそもなんで俺は… あー、わからん。 でもやっぱり話してみたい。
Japapa
Yuan
考えれば考えるほど、混乱してしまう。 眉間に皺を寄せるばかりで、何も考えをまとめられない。
Tattunn
Eto
Naokiri
Yuan
Japapa
Eto
謎のフレーズが耳に入り、目線を上げた。 すると顔の横あたりに、えとさんの手のひらが迫っていた。 もちろん避けるなど不可能だ。 マッハで動けばいけるかも…??
なんて考えている間に手のひらが、俺の頬を叩いた。 爽快な、弾けるような音と共に、刺すような痛みが襲ってきた。
Yuan
Tattunn
Naokiri
Yuan
Japapa
Yuan
Japapa
鳴き声のような奇声を発するじゃぱぱを横目に、たっつんが声を漏らした。
Tattunn
Eto
そんな引っ張ってから話すことでもないのに… 謎のプレッシャー?を勝手に感じてしまっている。
Yuan
Naokiri
Japapa
Yuan
Tattunn
Japapa
Yuan
Japapa
Naokiri
Eto
Tattunn
Yuan
Japapa
Tattunn
Yuan
許せないこと言われた… 出された案も、実行出来なさそうなものだ。 でも、心の蟠りが無くなるなら何でも良かった。
翌日
昨夜、じゃぱぱがくれたアドバイスを実践しようと、早起きをした。 あの緑野郎が言ったことだ、当てにならないかもしれない。 でも、やるに越したとこはない。
オシャレして、髪も整えて ダラしいない要素ゼロにして玄関に立った。 もう既に緊張している自分がいる。
Naokiri
と、歯磨き中の彼。 何言ってっか全然聞こえない。 ただ、わくわくした少年のような眼差しをこちらに向けるだけ。
Yuan
Eto
Yuan
Naokiri
Eto
Eto
Naokiri
Eto
手を振った後、どうするか何も思いつかないまま、ものの数十分で病院に着いてしまった。 いつもならあんなに会いたいと思うのに、今は緊張しているせいかあまり顔を見たいと思わない。
Yuan
躊躇うように白い大きな病院を見上げると、
そこには頬杖をつく男の子 いつもどうり。 何ら変わりなく、ただそこにいるだけ。 時折目をこすったり、腕を伸ばしたりしている。
見とれてしまうのはなぜだろう?
そんなことより、 手を振ってみるんだ! 気付かれない可能性の方が高いのだから!!
Yuan
彼は俺を二度見した後、少し微笑んで(顔は見えないがたぶん)くれた。 おぼつかない手の動きは、初々しくて可愛らしかった。
細くて白い腕に惚れてしまう自分が情けない気がした。 少し、ここから離れるのが名残惜しいような気もしてきた。
Yuan
なーんて、叶わないか…
Yuan
頬が痛むほど、にやけが止まらず、皆に不思議がられた。 今日みたいなのが毎日続けばいいのにな…
Tattunn
Eto
Yuan
茶化すようにするのは、越に浸りたいからだが… 自分とあの子だけの物語みたいになればいいのにと、少し思っているからだ。
Naokiri
Yuan
Naokiri
Japapa
Tattunn
Yuan
Yuan
Japapa
Eto
in hospital.
朝の出来事が忘れられず、頬に紅を帯びさせてしまう。 人生初の出来事にだいぶ困惑したけれど、嬉しさが勝った。 誰とかより、どうして、と気になってしまう
Mofu
看護師
看護師
Mofu
Mofu
お母さん
Mofu
お母さん
Mofu
看護師
あの人、明日も来てくれないかな… なんだか引き寄せられるような気分。 時間も忘れてうっとりしそうだ
今、僕は世界で一番暖かい気分かも
Mofu
Yuan
なんだか、
気になるなぁ
てと
てと