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目を覚ましたのは夜中で、熱が大分引いた気がする。

あなた

...ん?

おでこには冷えピタが貼られていて、机に水が置いてある。 きっと、うさぎくんからいおんくんがやってくれたんだね。

夜中の2時、もうみんな寝てるよね? なんて思って部屋を出て、リビングに行けば、 ベランダでらいおんくん...が誰かと電話してる。

テヒョン

~...ナラはさ...~

あ、今ナラって言った。 ナラちゃんと電話してるの聞くの2回目だな。 彼女だからたくさん電話とかするのかな...。

自分の部屋で電話しなよ... 私に見えないとこで、電話してよ...。 見せつけられてるような気がして嫌だ。 らいおんくんは、私に気づいたのか、後ろを振り向く。 らいおんくんとばっちり目が合って、 泣きそうになってる私の顔を見て、切なく見つめてくる。

ナラちゃんとの電話を切って私の方に近づいてくる。

テヒョン

...熱下がった?

あなた

...うん

テヒョン

一つだけ言っとく...ブラをつけないのはやめて

あなた

...うん

少しの会話。 それだけでも胸がきゅうって音を立てる。

テヒョン

あと...男の体操着とか着ないで

なんて言ってくるから、泣きそうになる。

テヒョン

...ごめん、少しだけだから、ほんの少しだけだから、嫌だったら言って

って言うから何するのかと思ったら、 私のことぎゅうって優しく抱きしめるらいおんくん。 らいおんくん、なんでそんなに辛そうなの...?

あんなに辛かったのに、らいおんくんに抱きしめられた瞬間、 幸せな気持ちになる。 でも、なんで私のこと抱きしめるの...? 彼女がいるのに。どうして? 意味わかんないよ...。 らいおんくんは、

テヒョン

ごめん

って私のこと離して、 私のことを切なそうな目で見つめて、 部屋に戻っていった。

私たちは、小さなすれ違いの連続で、 お互いが辛いのに、愛し合ってることなんて気づかずに、余計辛くなって。 どうしてこうなっちゃったんだろう。 なんで、こんなに離れちゃったんだろう。 お互い、自分の部屋で1人で、届かない言葉を自分にしか聞こえない声で、 こう呟くんだ。

テヒョン

...ねーちゃん

あなた

らいおんくん...

テヒョン

...愛してるよ

あなた

...愛してるよ

ミスターコンとミスコンまであと1週間。 なぜか、何かが起こる気がする。

らいおんくんとねーちゃん。

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コメント

4

ユーザー

また、ナラっていうやっつが 絶対なんかやる気が する続き見たいです👀

ユーザー

いつも続き楽しみです! 〇〇ちゃんとうさぎくんがくっついたらどうなるんだろうw 頑張ってください💪m(_ _)m

ユーザー

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ ミスコンがあるんだったァァァァァ 続き待ってます!

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