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………

先生
『今日は、占いについての授業をするぞ』

生徒
『占い…?』

先生
『星占学、あまり知られていない楽もんだけれどな』

先生
『今日は占い師を招いて、実際にやってもらおうと思う』

生徒
『わぁーい!楽しみ〜!』

先生
『ただし、やっている最中は静かにな!』

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『(なんで、こんなに嫌な予感がするんだろう…)』

占い師
『担当させていただく占い師です。始めさせていただきますね』

そうして学校の授業の一環で占いを始めた占い師、だけれどその瞬間顔色が一瞬にして変わる
占い師
『…御免なさい。今日はいい占い結果が出せないみたいです。また後日行わせてください』

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『…あ』

そうして授業が終了後帰る前に、俺は先生に呼び出された。
先生
『急に残ってもらって申し訳ありません』

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『いいえ、俺も疑問に思っていたことがあったので、占い師さん、質問してもよろしいですか?』

占い師
『はい…』

占い師
『実は、占いをしていた際。黒い渦が見えたんです』

占い師
『そうしてその瞬間次に見えたのは、忌々しい姿の人物』

占い師
『それに見えたのは、歴史に残る魔王の特徴と同じもの』

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『ッ!?』

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『今後…魔王が復活する可能性があるってことですか?』

占い師
『はい…』

先生
『占い師は、結構魔力を消費するが、ここまで消費するのは珍しい』

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『…やっぱりそうなんですね。先生、少しだけお願いします』

先生
『なんでしょうか?』

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『今後の未来、俺は、魔王を討伐するために動くことになると思います』

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『なので、退学許可をいただいてもよろしいですか?』

先生
『!やむ終えません…かしこまりました。よろしくお願いします』

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『はい…』

本当に…魔王が復活するのだったら…それにしても考えているうちに、朝…明けてる…
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!?

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おはよう、LANって、どうしたの!顔色悪いよ!

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…兄さん…

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!!俺のこと、まだ本当の性別のまま呼んでくれるのは、LANだけだよ

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…俺は小さい頃の時兄さんはまだ、王子様だったから

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うん笑、今は王妃の方だもんね。それでその顔色はどうしたの?

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すごく悪いけれど…

そうしていると部屋に、今現在の国王である悠佑さんも入っていた
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LAN?どうしたんや?すごい顔色悪いやん

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お義父さん…兄さんも…御免なさい…ッ

🎲🍣
え?

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魔王が…復活するそうです…ッ!

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!!知ったのか…?

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え…?

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もうあれから…16年経ったもんね…しょうがないか、それに不吉な予感の話は聞いたことがあるんだ…

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え…ッ?

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不吉な予感がこんな風に当たるなんて思ってもなかったんだけれど…

不吉な予感について知っていたけれど俺に話してくれなかった…?いや違う、話さなかったんだ…
俺を守るために…
聖騎士
ないこ様、悠佑様、いふ様がおいでです

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!!今すぐ向かいます。LAN

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!はい…

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このことを知った今、一緒に話を聞こうか

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え…?

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今まで不吉の予感について教えてくれていたのって、いふなんや

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!!いふさんが…

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だから一緒に行こっか

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…はい

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LAN
年齢 16歳
v0sg王国 第一王子
この国ではまだ未成年
種族:人間
花魔法を扱う。
魔法名:自然の花(ネイチャーフラワー)
16年前の出来事も話を聞いている。
刀を扱う。
専属騎士と一緒に旅に出る。
専属騎士は2人いる

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ないこ
年齢 不明
v0sg王国 王妃
種族:不明
花魔法を扱う。
魔力名:神花(ゴットフラワー)
16年前の歴史の張本人
短刀を扱う。(神器)

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悠佑
年齢 不明
v0sg王国 国王
種族:不明
雷魔法を扱う。
魔力名:神雷(ゴットサンダー)
16年前の歴史の張本人
斧を扱う(神器)
