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48話です

明花達が高 校長の部屋で会うところから

明花

それではどうぞ

ドサ

鳴海先生

蜜柑ちゃん 明花ちゃん 蛍ちゃん 樹ちゃん 棗くん…っ

鳴海先生

よかった5人共…っ

鳴海先生

無事で…

蜜柑

先生
無事で…っ

秀一

よかった…

秀一

君がその石を身につけていてくれて

秀一

石にむかって君へ念を飛ばし続けた甲斐があった

蜜柑

櫻野先輩

ルカ

明花

ルカ

棗…

ルカ

あ…

ルカ

みんな……!?

明花

ルカ…っ

ルカ

明花…

のだっち

経路を初等部校長側に気付かれないように

のだっち

タイムスリップで一旦 過去に身を隠してここに来ました

蜜柑

のだっち…っ

蜜柑

何で…

蜜柑

ウチらはここに…

蜜柑

ここは一体…

蜜柑

あの…

高校長

はじめまして

高校長

私は君の事実上 伯父の間柄にあたる

高校長

君の父親の

高校長

兄です

高校長

こういう形で事実を

高校長

話す事になるのは避けたかったが

高校長

逆にこういう状況にならなければ

高校長

一生 話すことはなかった事実だが…

高校長

すまない………

蜜柑

ウチの…お父さんて……

蜜柑

お父さんの事………

蜜柑

ウチの…お父さんは…

蜜柑

どんな…

明花

っ…

明花

おねーちゃんのお父さんはもう他界してるよ…

蜜柑

え?

蜜柑

何で知ってるんや?

明花

ママに聞いた…

明花

私に蜜柑ちゃんという従姉妹がいるって…

蜜柑

え…

明花

その蜜柑ちゃんのお父さんはもう他界しているって言ってた…

蜜柑

……

高校長

…その通りだ

高校長

だが今はそのことについて

高校長

ここで詳しく話している時間はない

高校長

申し訳ないが…

高校長

私達が君達をここへ呼び寄せたのは

高校長

緊急に君達(みかんと明花)の今後について

高校長

話し合い 行動に移すため

高校長

そのための我々の提案を納得してもらうためであることと

高校長

理解してもらいたい…

高校長

我々の援助のもと

高校長

これから君達は

高校長

ある人物とこの学園から脱出し 外の世界での生活を

高校長

と我々は考えている

高校長

それが君達にとって最善であると………

高校長

君達の母親である

高校長

安積柚香と七瀬葵と一緒に

明花

え…?

鳴海先生

な…

蜜柑

鳴海先生

あなた方は一体…

鳴海先生

何を言って…

神野先生

鳴海先生落ち着いて

神野先生

これはあなたが話された案も勿論 考慮に入れた上での結論

神野先生

今回の騒動に関わって

神野先生

そこにいる日向をはじめ

神野先生

立場を悪くした生徒が大勢いることをお忘れなく

神野先生

鳴海先生
あなたまでこの学園から消えれば

神野先生

誰が彼らを支え サポートしてやれるのです

神野先生

彼らの手をふりきってまで

神野先生

あなたは一生徒のためにこの先の人生を投げるというのてすか

鳴海先生

しかし…っ

鳴海先生

ここで彼女たちの母親を引っ張り出すなんて

鳴海先生

それこそ非現実的な…っ

明花

(ママとここを出る………)

蜜柑

……いやや

明花

蜜柑

そんな人と逃げるなんて

蜜柑

ウチはいやや…

鳴海先生

蜜柑ちゃん

蜜柑

絶対に

蜜柑

何でウチが…

蜜柑

ウチの友達を傷つけたあの人と…

高校長

しかし

高校長

君にとってこの学園に残るということがどういうことなのか

蜜柑

いやや

蜜柑

大体 さっきから

蜜柑

ウチの事ばかり…

蜜柑

ウチらだけまた外に逃げたりしたら

蜜柑

ウチらを助けた棗や蛍 樹やルカぴょん

蜜柑

みんなはどうなるの!?

蜜柑

蜜柑

みんなを放って

蜜柑

またウチだけ助かれっていうの?

のだっち

佐倉さん

のだっち

我々のする事が

のだっち

あなた方の事だけを考えているかのようにみえるかもしれませんが

のだっち

それはあなた方の盗みのアリスが初等部校長に渡ることを

のだっち

何より危惧する判断もあるからなんです

明花

明花

……

のだっち

決して

のだっち

君達だけを贔屓して日向君達を心配していないというわけではないのです

明花

(せっかくできた新しい友達なのに…)

明花

(>︿<。)

明花

もう 私

明花

何したらいいのか分かんない(இωஇ`。)

明花…

明花

(ここで 此処を出ていったら もうみんなと話したりもできない…)

明花

(もしかしたら鬼殺隊のみんなにも会えなくなっちゃうかもしれない)

明花

(そんなの…)

明花

そんなのヤダよ…

おい

お前ら こいつらが

さっきから そのたれ流しの念仏みたいな説教で

お前らの言う通り動くだなんて思っちゃいねーだろうな

ガキをなめんじゃねえ

万一

こいつらが血迷って納得したとしても

俺は納得しねえ

どこの馬の骨ともわからねー奴に

こいつは渡さねえ

説明しろ

安積柚香が

俺達がこいつらを託してもいいと思うような

納得させるだけの人間か

明花

明花

私も納得いきません

明花

私はおねーちゃんが納得いかないのなら

明花

おねーちゃんを全力で守ります

明花

今 この先の未来を決める大事な時だからこそ…

明花

話してあげてください

明花

決めるのはあなた達大人じゃなく

明花

おねーちゃんです

ルカ

…それ以上 本人を無視して

ルカ

見えない鎖で

ルカ

彼女たちを苦しめないで

高校長

…野田先生

高校長

初等部校長につけられた

高校長

その制御ブレスから来る アリス妨害波はもう攻略できましたか?

神野先生

校長

のだっち

はい…

のだっち

こんな時のために今まで随分 アリスの不具合と称して

のだっち

ブレスレットの妨害と戦う訓練を重ねてきましたから

のだっち

何なら6人まとめてでも

高校長

さっきも言ったように君達に今

高校長

納得してもらえるだけの諸事情を話してきかせる時間は残っていない

高校長

だが 野田先生のアリスを使って

高校長

過去に何があったかその目でみて

高校長

今 この時間にまた戻ってくるというなら話は別だ

神野先生

校長 それではあまりに乱暴では

高校長

過去にこの学園で何があったのか

高校長

そこで君達の母親は何をし どのような人物だったか

高校長

他を介さず ありのままを全て見て

高校長

そして自分で決めなさい

高校長

自分の行く道を

ーー君達が…

真実を知る日がこんなに早く来るなんて

予想外だったよ

過去の旅で真実を知って…

帰ってくる頃には

きっとお互いバタバタして言えないままだろうから

今言うよ

ずっと…家族を忘れたことはなかった

こんなに早く

君らとの別れがくると知っていたら……

もっと兄妹としての時間を

過ごせばよかった…

すまない

すまない 蛍 樹……

お兄

(つ・ω・(-ω-*)ダキッ

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