主
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attention アルフレッドの過去が壮絶 病みかも 勿論政治的意図・戦争賛美などの意図もなし 虐待・残酷な表現あり アルフレッドは10歳設定
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皆に、言えない俺の過去。
なんで言えないのって言われても、 言えないから言えないだけ。 言いたくないから言わないだけ。
だって、俺の過去を聞いたって何も起こらないし、 いい事なんてない。
寧ろ嫌な気持ちになるだけ。
そんな俺の過去。
俺は家は全然普通な家だった。
だけど、家庭環境は最悪だった。
毎日毎日母さんに地下に連れてかれ、 殴られ蹴られ叩かれ、 そんな毎日だった。
アルフレッド (当時10歳)
そう思う毎日だった。
でも、俺にとってはそれが普通で。 幸せなんてどこにもない。 何が幸せなのか分からない。 そんな人生を送っている。
だけど、俺にはそんな人生でも… ひとつの夢があった。
それは『幼稚園の先生』。 自分よりちっちゃい子と話すのが愉しくて、 子供が大好きで。 だけど、それは叶わないも同然だった。
俺の夢を母さんに打ち明けた時、 母さんの一言目は…
母
そんな残酷な言葉だった。
当時の俺はその言葉を聞いて、 根拠も無いのに自分の夢を否定された事に、 否定感と、でも心の奥底でそうだよね、と思っている納得感があって。 でも俺は否定したかった。 その通りに言葉を発した。
アルフレッド (当時10歳)
そう、俺は言葉を発した。 当時の俺はせっかく抱いた自分の夢を、 曲げたくなかった。諦めたくなかった。 でもそんな思いは、母さんには全く届かなくて。
母
母
なんて…当時の俺は言い返せない 自分に抱く怒りと、でもそれも心の何処かで納得している自分に抱く虚しさと。 それで頭の中がごっちゃになって、 もう自分なんか居なくたっていいんじゃないかって。
母
アルフレッド (当時10歳)
母
母さんはその後、すぐに俺の傷だらけで痣だらけな腕を無理矢理馬鹿力で引っ張り、地下へと連れていった。
連れてこられた瞬間、 バチン、と乾いた音が地下に響く。
頬がじわじわ熱くなる感覚で、 あ、俺ぶたれたんだな、と理解した。
母
五月蝿いなぁ、と思いながら聞く。
努力なんてしても才能だ、って母さん達は言うんだから、しない方が俺にとっては良い。 期待なんてしないでよ。 寧ろ期待なんてしない方がこっちも楽なんだ。
『才能』なんて馬鹿げた言葉使わないでよ。 本当に才能がある人はあるけどさ、 俺はただ練習して、色んなことを調べて やっと出来るの。 何年何十年も努力して生きてるの。 俺の気持ちなんてあんたには分かんないだろうね。
アルフレッド (当時10歳)
母
アルフレッド (当時10歳)
アルフレッド (当時10歳)
アルフレッド (当時10歳)
アルフレッド (当時10歳)
アルフレッド (当時10歳)
アルフレッド (当時10歳)
なんて…気づいたら自分の内に渦巻いていた思いが口から勝手に出ていた。 もうこの勢いでそこにあるナイフで死んじゃおうかな、と思っていた。 だけども、ここから逃げるのが一番手っ取り早かった。 俺が自由になる為には。
アルフレッド (当時10歳)
母
アルフレッド (当時10歳)
母
そのまま俺は家を勢いよく飛び出した。 何処に寄るかはもう決まっている。 ある、年上の兄さん的な存在の2人の家だ。
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主
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コメント
16件
うぐッ、すこ‥‥‥‥‥‥‥‥
とりあえず母親は地獄行きですね😊😊