明るいご主人と無口なメイド

30分後

瀬乃が下を見るとひかりは泣いたまま寝ていた

瀬乃がひかりをお姫様抱っこしてベッドまで運ぶ

ひかりの父が勢いよく小さいひかりを蹴る

昔っからお父さんはこうだった。 自分が気に入らなかったら、すぐに私を殴る、蹴る、首を絞める、ごはんと水をぬくということなどを繰り返していた。

けど、お母さんと離婚して、親権はお父さんに渡された。

それからお父さんは、私を知らないおじさんにレンタルさせて、その人の自己評価でレンタル代を払わせた。私がおじさんを満足させられなかったらもちろんお代はなくていいと言うわけだ。

そういう時、お父さんは必ず私を虐待した。

その瞬間、目の前が真っ白になる

ひかりが自分の足元を見る

すると、瀬乃がひかりの首元に手を回し、ぐっと引き寄せる

そして、すんすんとひかりの匂いを嗅ぐ

顔を上げた瀬乃とひかりの鼻先が触れるぐらい距離が詰まる

30までって言ってたけど、延長するかもー 第9話 完