いつか、あなたに気持ちを伝えられたら良いのに…
私は、呪術高専に通ってる
でも、それには理由がある。
誰にも言えない。特別な秘密。
夢
…分かってる
父
…良いか…お前は…
夢
上手くやってるから
夢
切るね。
親と言っていい人かな。
朝の教室。 入ると誰もいない
だいたいみんなきっとおくれてくるんだろうか
夢
…。硝子ちゃん来ないかな…
自分の席に座って机に伏せているとポケットの携帯が鳴っているのに気づいた。
こんな早くに誰だろうか 今朝の8時だけど。
夏油くん
おはよう
夏油くん
今教室にいる?
夏油くんだ。 彼は私に連絡なんて必要以上にはしない
夢
うん。居るよ
夏油くん
ちょっとさ今から教室の窓から手降ってくれない?
夏油くん
助けて欲しいんだ
夢
教室の窓から外に向かってって事だよね?
夢
分かった。
困ってるって言ってたけど 手を降ればいいだけだよね
夢
げ、夏油くん!!
声をかけると振り向いてくれた
夏油くんの横には女子生徒。 間違いなく告白だ。
夏油くんはニコッと笑って手を振ってくれた。
夢
こ、これでいいんだよね。。
その後、間違いなく告白してきたであろう女子に 何か話していた。
その女の子は泣きながら走っていったっぽい。 手で顔隠してたから…そうだと思う。
携帯がまたポケットで振動が鳴り響いていた。
夏油くん
朝からごめんね
ありがとう助かったよ
ありがとう助かったよ
夢
夏油くんモテるね。
夢
お役に立てて何より
夏油くん
いや、君の方がモテるよ
夏油くん
今から教室行くから待ってて欲しいな
…。 夏油くんって私の事どう思ってるんだろう。
夢
了解
待ってるね
待ってるね
都合のいい人なのかな