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この話を聞いたら君はよるエレベーターに乗りたくなくなるかもしれない
塾帰りのAちゃんが、夜遅くに自宅マンションのエレベーターに乗った。
その夜は、太いチェーンを腰から下げた若い男と買い物袋を下げた太ったおばさんが先に乗っていた
止まる階の操作板にはすでに3のボタンが光っていて、Aちゃんは6のボタンを押した
するとおばさんがAちゃんの後から頭にのしかかるように手をのばして、7のボタンを押す。
そしてそのままAちゃんの背中にくっつくように立った。おばさんはじっとりと汗ばんでいて、さらにグイグイともたれかかってくる。
フーフーと熱い息がうなじにかかるのも嫌だったし、Aちゃんはおばさんの体重で潰されそうだった
Aちゃん
ふと視線を感じて、横を見ると、男がAちゃんをすごい目でAちゃんを睨んでいた。
目が合ってもじーっとAちゃんを見ている。Aちゃんは恐ろしくて身体が震えていた
直感で危ない人だとわかる。こわい。エレベーターが止まった。男が押した3階に着いたのだ。
Aちゃん
そう思った瞬間、男がAちゃんのうでを強く引っ張った。転びそうになったAちゃんのうでをグイッと引いてそのまま階段に向かって走ったのだ。
とっさに「助けて!」と叫んだけれど、声がかすれて、思っていたほど大きな声が出ない。Aちゃんは焦った。
男は、Aちゃんを引きずりながら
男
と低い声で脅した。そして何故か、管理人室に飛び込み、すぐにドアに鍵をかけた。
Aちゃん
おとこはAちゃんに答えず、部屋の中の、DVDデッキのようなものをカチカチといじっていた。
そして、Aちゃんの方を振り向き、小さなテレビ画面を見せて言った
男
それはエレベーターの中の防犯カメラの映像だった。Aちゃんとすぐ後ろに立つおばさんが映っている、
見ていると、おばさんが買い物袋から何かを取り出したようだった。
上の方の階段表示をぼんやり見ながら、何かを持ち上げる、3階に着いた。
ドアが開くと、同時に男がAちゃんを引っ張りだす。その瞬間、おばさんの手が振り下ろされ、Aちゃんが立っていた、操作板の前にガツッと硬いものが当たった
エレベーターに1人取り残され、きょとんとしているおばさん、ただ......。
その手には包丁が握られていた
❦ℯꫛᎴ❧
これから毎日、怖い話3投稿していきます。
見てください!
では次回の投稿まで
ばらぴー