琉生
……(あと少し。
私は今……歩いている。
何処に向かっているかだって?
それはお楽しみ。
琉生
……ついた。
私のきた場所は……そう。
琉生
……
私は無言でピンポンを押した。
出てきたのは。
零斗
はい?って……琉生。
琉生
……ん。入れて。
零斗
どーぞ。
零斗
で?どうしたの?
琉生
明日…バルハラ対東卍の抗争を兄貴と見に行くことになった。
零斗
……あ~。あれね。
零斗
てことはあいつがいるのか?
琉生
うん。
零斗
そうか……
琉生
大丈夫だよ。
琉生
零斗からは離れない。
琉生
ずっとそばにいる。
彼は零斗(れいと
私の一番信頼できるひと。
零斗とは喧嘩がきっかけで出会った。
あー…何で喧嘩できんのかって?
そう……これが私の秘密。
私は兄貴達に隠れてチームを作っている。
名前はゼラニウム
花言葉で (私はあなたの愛を信じない)
と言う意味がある。
私たちはこの名前を
(ゼラ)
と言っている。
この名前を出せば誰しもが震えが止まらなくなるチーム名だ。
私は総長
そして服総長の零斗
私の最強のチームだ。