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こちらは腐向け、二次創作作品になっております。

苦手な方、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦

そしてこちらは IDOLiSH7から和泉一織くん、七瀬陸くんでいおりく 学パロ⸝曲パロを含んでおります。

楽曲は【back number】様の 【ハッピーエンド】を使用させて頂いております。

それでもいいよ!という方はどうぞ😌💓

…一織

一織

何ですか?

…いや

「さよなら」

たった4文字が、喉につっかえてしまった。

…ありがとうな、今まで

まるでそれにむせて咳をするように、ありがとうと言った。

一織

早いですよ。私が引っ越すの明日でしょう

っあと1日じゃん!変わんないし!

一織

……

一織が悲しそうな顔で黙るもんだから、 俺は次の言葉はどこかとポケットに手を入れても、

俺の手が掴めたものは、一織への

〔好きだよ〕

一織

〔……友人としてでしょう。〕

一織

〔そんなのわかってますよ。〕

近くて、遠い あの日から変わらない、好きという気持ちだけ。

一織

私が居なくてもちゃんと身体に気を付けるんですよ

そんなに言わなくても平気!

俺は大丈夫だから

一織

…そう言ってあなたはいつも……

わかったわかった!ちゃんとするって!

この一織の説教も、明日からはなくなる。

俺の事心配してくれるのはうれしいけど、 そんなに言わなくても…なんて思ってた。

でも、なんだか少しさみしい。

……ほんと、大丈夫だからさ

一織

大丈夫だから、

一織

…だから?

…………

「行かないで」

という願いも、結局

安心して、行って。

俺は寂しくないから!

最後は嘘に変わる。

一織

…そうですか

〔…よ、よろしく!えっと……〕

一織

〔和泉一織です。七瀬陸さんですよね、よろしくお願いします〕

たまたま隣の席になった、3年前の春。

堅苦しくて、愛想も可愛げもなくて嫌なやつだなあと思ってた。

それなのに、少しずつ関わっていくうちに気持ちは変わっていった。

俺が恋に気付いたのは、ほんの数ヶ月前。

まだ青緑のわかい花のまま、枯れていってしまう。

一織の事が好きなまま、しずかに風に流されていってしまう。

………

射し込む光が照らすその白い肌に触れたくなる。 少しだけ長い髪を耳に掛けて、やさしく光る青い瞳。

…俺、こんなに人の顔見たことあったっけか。

一織

…私の顔に何かついてますか

思わずびくっと体がはねた。

い…いや、綺麗な顔だなあ〜〜と、、、

一織

何言ってるんですか、あなただってきrングッフン……

一織

何言ってるんですか、そんな事あるはずないでしょう

そんな事あるんだなぁ

俺がいればなにもいらないっておもう?

一織

…はい?

…なんて、嘘だよ。

ごめんな、困らせて

こんなとき思い出す事じゃないとは分かっているけど、

俺の家に誰もいない時、 たまたま家に来た一織が言ってくれた

一織

〔一人にしないですよ。〕

一織

〔誰ひとりあなたのそばにいなくても〕

一織

〔私だけは 一人にしない〕

〔…っ、はぁ…っ、ぐ……〕

一織

〔ほら吸って、…〕

呼吸が苦しくて返せなかったけど 実は嬉しかった。

俺も何か、かえせることはないかなと考えたけれど

ポケットを探しても、やっぱり「好き」のきもちだけ。

ねえ、いおり

一織

なんですか、

引越し準備中で、汗を流しながらこちらを振り向く。

「何時頃出るの?」って聞こうとしたはずなのに

口から出たのは

好き、

一織

……それ、前にも__

ちがうって、!!!

一織

…何が…?

「友情」じゃないよ……

一織

…私に返せるものはないです

一織

私が居ない間に忘れるでしょう…

……っ

一織

…作業、続けますよ。

一織

埃が喉に入ると危ないですから、マスクをするか出てください。

一織

じゃないとまた呼吸器沙汰ですよ

……

どれだけ離れていても、 どんなに会えなくても、

絶対に変わらないから

すきの気持ちは、ここに居るのに。

一織

…じゃあ、そろそろ

……ゔん、

一織

またいつか

泣かない俺に少し、ホッとした顔をしている。

気がつけば横にいて、 一織の為、一織の為と考える俺に

一織

〔別に七瀬さんのままでいいんですよ〕

なんてちょっと恥ずかしいセリフを言いながら、

袖で俺の涙を拭ったくせに。

俺の見える全て、聴こえる全て

色づけたくせに。

一織

…さようなら

…ありがとう

一織を乗せた車はエンジンをかけて ゆっくり前に進んでいった。

俺はふとスマホを開いて、 メールアプリを開いて一番上にいる「和泉一織」を選択した。

ゆっくり、一文字ずつ文字を打つ。

[ 今すぐに抱きしめて ]

[ 俺がいれば何もいらないって ]

[ そう言ってもう離さないでほしかった ]

そのタイミングで、既読の文字が現れる。

一織

[ 七瀬さん ]

[ なんてね ]

[ 嘘だよ、さよなら。 ]

きっと、怖くなったら俺は連絡をしてしまう。

でも、迷惑をかけたくないから。

そっと [連絡先削除]の文字を押した。

れんあ

こんばんは〜〜〜遅くに失礼します!

れんあ

そして久々すぎてごめんなさい!www

れんあ

最後、[ブロック]じゃなくて[連絡先削除]なのは

れんあ

ブロックした場合は
ブロックされた側がメッセージを送っても
ブロックをした側には見えませんが

れんあ

連絡先を削除した場合は
削除された側がメッセージを送れば
削除をした側にはちゃんと届きますよね。

れんあ

陸は寂しくなるとすぐメッセージを送ってしまうけれど、

れんあ

一織が本当に自分を必要な時に連絡が出来るように

れんあ

陸はブロックじゃなく削除を選んだっていう…。

れんあ

すごく簡単な設定ですが…😂

れんあ

自作は久々に!

れんあ

smsnの長編です☺️💓

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