テラーノベル

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end purple

Miraga、我々の乗る船に30人程クルーや人間を乗せた理由をそろそろ教えてくれないか?

Miraga

………

ナレーター

Miragaは少し考え込んだ後に答えた。

Miraga

良いでしょう。
ここなら誰にも聞かれる心配は要りません。

Miraga

僕達の3人のみで船に乗り、連絡も無しにファングルに近づくという事は『私達がThe Chaos Endlessです』と言っている様なものじゃあないか。

Miraga

そこで僕は考えた。
どうすれば敵にバレずに近づけるかをね。

nightmare gray

今も多分バレてるぞ?
セキュリティはあるだろ。

Miraga

nightmare grayに理解出来るはずがないから黙っといてくれよォ〜?

nightmare gray

ああぁぁぁあン‼︎⁇

ナレーター

喧嘩になりそうな雰囲気になったのでend purpleは言った。

end purple

とりあえずMiragaの話を聴け。

ナレーター

Miragaは深呼吸してから言った。

Miraga

……話を戻しますね。

Miraga

3人で船に乗ってファングルに向かうとバレる、ならば30人乗っていれば誰がTCEのメンバーなのか分からなくなります。判別する方法があったとしても時間がかかるでしょう。

nightmare gray

考えたなMiraga…

end purple

我々はまだ姿の情報が入っていないだけで何人居るかは孤児院の削れた壁や床、燃えたクルーの死体に刺さった鏡の破片、どれとも特徴の違う死体の傷などで3人くらい居ることは分かるだろうな。

ナレーター

end purpleやMiragaによる推理を聴きつつ、nightmare grayは少し複雑な気分であった。

nightmare gray

(オレって役にたってる?よな…)

nightmare gray

オレは頭が悪いからな。頭のキレるお前らに計画は考えといてもらうぜ。
今からオレは船を見ておくぞ。

end purple

皆最初からそのつもりだが?

nightmare gray

オレへの配慮とか無いんすかァ?

ナレーター

悲しそうなnightmare grayを無視してend purpleが言う。

end purple

よし、今から皆で場所を決めて船を見張る。

end purple

私は船の上を見張る。

nightmare gray

オレは船の中を見張るぜ。

Miraga

僕は船の外を見張る。

end purple

皆自分の位置へつけ。

ナレーター

船の柵の近くでMiragaが見張っている時

Miraga

んんン?

Miraga

あれは機雷か?

ナレーター

Miragaが沢山の機雷が海に浮かんでいるのに気付いた。

nightmare gray

なんだぁ?オレの近くに鏡が…

ナレーター

nightmare grayの近くに出現した鏡の中からMiragaがヌルっと出てきた。

nightmare gray

うわぁ‼︎びっくりした‼︎

Miraga

nightmare gray、イキナリで悪いけどこの鏡の中に君のワイヤーを入れてくれないか?

nightmare gray

え?あぁ…

ナレーター

nightmare grayがワイヤーを鏡の中に入れると、沢山の鏡が大量の機雷の近くに出現した。

nightmare gray

なるほどな。
この機雷を削り取れば良いのか。

ナレーター

ガオンッ‼︎(空間を削り取る音)
nightmare grayとMiragaの連携によって全ての機雷が一気に削り取られた。

Miraga

きっと敵は今驚いているよwww
笑いたいけど堪えるんだww…

nightmare gray

お前ってたまに子供っぽいとこあるよな

ナレーター

nightmare grayがそう言い終わるのと同時に下の方に居た船員が異変に気付いた。

船員1(モブ)

おい、なんかヤケに振動を感じないか?

船員2(モブ)

え?俺には何も感じないが…

船員2(モブ)

………

船員2(モブ)

確かにちょっと揺れてるかもな…?

船員1(モブ)

おい怖いこと言うなよ!
俺は一度も揺れてるなんて言ってないぞ!ちょっとばかし振動を感じただけだ!

船員3(モブ)

アンタ達気にしすぎじゃない?

船員3(モブ)

?????

船員3(モブ)

なんか音も聞こえない?

船員1(モブ)

え?

船員2(モブ)

え?

船員3(モブ)

ん?

ナレーター

ゴォォン……ゴォォン……ゴォォン……(謎の音)
船員達は混乱している。
次第に上の船員達も気付きだした。

船員4(モブ)

おい‼︎上の方にも音が聞こえてるぞ‼︎お前ら何やってるんだ!?

船員2(モブ)

いや、俺たちもこの音の正体が分からないんです‼︎

船員4(モブ)

ナニィ〜〜〜〜!?
ちょっくら俺が触って確かめてやるから、待っとけ。

ナレーター

上に居た船員が床を触っている。

ナレーター

そしてend purple達も音に気が付いた。

end purple

……………

end purple

この音は…

nightmare gray

船の故障か…!?
敵の機雷がまだ残ってたのか!?

Miraga

敵の追手か?

ナレーター

船員は下で音について調べている。

船員4(モブ)

う〜ん?

船員4(モブ)

音がだんだんデカくなっている気がs

ナレーター

バリィッ‼︎‼︎‼︎(船の底が壊れた音)
船員が喋り終わる前に船の底が壊れた。

ナレーター

それと同時に近くの船員がナニカに引きずりこまれた。周りの船員達は悲鳴を上げる。

船員3(モブ)

キャアアアアアアアア‼︎

船員1(モブ)

キェェェアアアアアアアアア‼︎

船員2(モブ)

ほわァァァァァァ‼︎

船員4(モブ)

おーい‼︎そんなに大声で叫ぶな!ずり落ちそうになっただけだ…
ゴブゥ‼︎

ナレーター

バリバリッ‼︎(船員の骨が砕ける音)
ブワッ…(血が飛び散る音)
船員はナニカに食べられている様だ。

end purple

おい貴様ら!

ナレーター

end purpleは誰よりも速く状況を整理し船の下の方まで来て言った。

end purple

とりあえず壊れた底を埋めるぞ!

船員2(モブ)

!?
まつんだ‼︎まだ1人船の外で襲われているんだ‼︎

船員1(モブ)

助けるまで待て‼︎

end purple

では聞こう!
アイツ1人死ぬのとオマエら全員死ぬの、どっちがマシだ!?

船員1(モブ)

クッ…‼︎

船員2(モブ)

それは………

船員3(モブ)

1人死ぬ方が……!

end purple

じゃあ私が埋める!

ナレーター

end purpleがそう言うと手の上に鉄の塊を生成した。

船員2(モブ)

武器持ちのクルーやインポスターは手に物を生成して武器を作ると言うが………
これほどまで精度が良い奴は居なかったぞ!

船員1(モブ)

感心してる場合かーーーッ‼︎船の上から外を見張れーーーッ‼︎

ナレーター

周りの船員達は全員船の上へ行った。

end purple

よし、埋め終わったぞ。

end purple

我々は死なないが他の船員に死なれたら生きてる奴が『The Chaos Endless』ってバレるからな。早めに行動しなければ…

ナレーター

同時刻、Miragaはend purpleとは違う別の事に勘付いていた。

Miraga

大量の機雷に気を取られてる内にバレずに追手に船を攻撃させる‼︎
まんまと罠にハメられたって訳か……まいるぜ…
狙いは僕達じゃなく、船の方だった‼︎

nightmare gray

(よほど動揺してるんだなMiraga。テメェそんな喋り方することなんて今までなかった。Miragaがハメられたヤツだ。敵の方もかなりのキレ者がいるそうだな…)←心の声

ナレーター

ガン‼︎ガン‼︎ガン‼︎ガン‼︎ガン‼︎ガン‼︎(ナニカが船に衝突する音)
2〜3秒程の間隔で衝突音が鳴り響く。音が鳴るごとに少しづつ船の底の一部が凹んでいく。

ナレーター

ガン‼︎(ナニカが船に衝突する音)
バリィッ‼︎(船の底が壊れた音)
また船の底の一部が壊れた。船に少しづつ水が溜まってきている。このままいくと船が沈むのも時間の問題である。

Miraga

こうなったら詳しい情報が掴まれる前に僕が水中の敵を倒してくれるわッ‼︎

ナレーター

ザブン!(Miragaが水中に飛び込んだ音)

nightmare gray

水中戦かぁ…それもアリだな。楽しそう。

Miraga

(ん?)←心の声

Miraga

(船底に誰か居たか?)

ナレーター

Miragaは少し泳いで確認しにいく。

Miraga

(敵だとしたら下手に近づくのは危険だ。それなら…)

ナレーター

ビィィィィー!(光レーザーの音)
Miragaは船底と18m程離れた地点で鏡から光レーザーを放つ。たちまちレーザーの周り水は沸騰し始めた。

Miraga

(さぁ熱に苦しみ呼吸の出来なくなった状態で、こっちに攻撃しにやって来い!出てきた時、お前が僕の姿を捉えた瞬間、それがお前の最後に見る光景となる!)

ナレーター

すると船底から影が動き出し、Miragaの方へと突っ込んで来る!

Miraga

(来たか……!          って  なにィッ!?)

ナレーター

Miragaが構える途中、出てきた影を見てMiragaは驚愕した。

船員4(モブ)

ァ…ァ…(ゴボ

Miraga

マズイッ‼︎飛ばしたのは船員だったのか‼︎(ゴボボボ

Miraga

フンッ‼︎(ゴボ

ナレーター

ガシャコッ!(鏡ハンマーで船員を吹っ飛ばす音)
Miragaは事態に気付きすぐにハンマーを振って船員を避けたが、一手遅れていた。そう、既に手遅れだったのだ。

ナレーター

ジャッ‼︎バリバリグチャッ‼︎(Miragaが何者かに肉を食いちぎられる音)
たちまち船員の後ろから巨大なナニカがMiragaに噛みついた!するとすぐにMiragaの顔面の肉が千切れて口に引きずり込まれた!

Miraga

くッ‼︎(ゴボ

Miraga

コイツは今まで想定してなかったバケモノが現れやがった‼︎(ガボボガボガボゴボボボボ

ナレーター

グチャリグチャリ……ゴックン(ナニカがMiragaの肉を咀嚼する音と肉を飲みこむ音)
ナニカはMiragaから離れて肉を飲み込んでいた。
一方、Miragaも物珍しいものを観る子供の様な目でナニカを観ていた。

ナレーター

奇妙な事にこの状況の中、2人ともとても気分がアガっているようだ。
まるで仲良しこよしごっこをする子供の様に。
全くもって意味が分からないだろう?

ナレーター

どうこうしている内にMiragaは敵の姿の全貌を観察し終わった様だ。

Miraga

(ヤツの体の作りから推測するに、海の近くに住まうインポスターの一族が進化して水中に適応し、魚の様な形状のインポスターになったのだろう。
眼は退化し、代わりにロレンチーニ器官などが発達し、それにインポスターの外見変化能力を合わせる事によって好きなタイミングで繊細な器官を出し入れできる様になったのだろう。)

ナレーター

Miragaが観察し終わると同時に魚型インポスターが喋った。

マロング・マリング

オレサマの名前は『マロング・マリング』。海の食物連鎖のトップに君臨している。

Miraga

驚いたな……(コポポ
サメが喋るなんて(ゴゴボゴボ

マロング・マリング

オレサマはそこらの水生生物とは違ってインポスターだ。言語くらいあるさ。

Miraga

どうりで賢い訳だ。(ガボボボゴボガボボボボ
力を貸して欲しいくらいにね。(ゴボボボボボボガボィボボーボボ

マロング・マリング

オレサマに船を襲うよう指示したのは大量のクルーが船に居ることを教えてくれた上にクルーの肉までくれたファングルに居た誰かだ。

Miraga

おっと、訂正する。(ゴッボボゴボゴボゴ
オメェ馬鹿だ。(ボガァガボボ

マロング・マリング

話し過ぎたかな?
でも丁度良いくらいだ……

ナレーター

マロング・マリングがそう言うとMiragaは『やはりな。』と言わんばかりの顔をした。

マロング・マリング

なんだァ?オマエ自分の顔面が左半分食いちぎられてるのがどういう状況か分かってるのか?

マロング・マリング

オマエはもう時期出血多量で気絶する。

Miraga

(へぇ…)

ナレーター

Miragaは水に溶け込む血を手を使って口に流し込む。

ナレーター

その後Miragaは鏡の破片を生成して顔面のパーツを作成した‼︎そしてそれを顔にはめ込むことでMiragaは傷を治したのである!
それを見たマロングは黙ってしまった。

マロング・マリング

………………

マロング・マリング

ガァアアアァァァァ‼︎

ナレーター

マロングは急に叫ぶとグングン水中を進んでMiragaに近づくと急に上へと方向を変え、水面に向かって進み、海の上まで飛び上がった。

ナレーター

ザバンッ‼︎(マロング・マリングが水中に飛び込む音)
マロングが激しく海に飛び込むと大量の気泡が発生した。
マロングは飛び込むと同時に気泡を発生させてMiragaに自分の姿を上手く捉えれない様にするつもりであった。

Miraga

(捉えたぞ!)

ナレーター

なんとMiragaは先にマロングの行動を読んで、体の治癒に使った鏡の破片を少し残していたのだ。
これにより、光の屈折率を変えて気泡による目眩しを無効化しつつマロングの姿をハッキリ捉えたのである!

Miraga

(くらえィ‼︎‼︎)

マロング・マリング

ゴハァ!!!!!!!!!!

ナレーター

Miragaのハンマー攻撃はマロングの口吻に直撃した。そしてロレンチーニ器官を口吻に集中して出していた様で、これによりマロングは大きく怯んだが水中でのMiragaのハンマー攻撃の威力が下がっていた事もあり、ダメージ自体は少なそうだ。

マロング・マリング

グォオォオォォォォアアァァァァ‼︎

ナレーター

マロングは身体が麻痺しながらも再び上昇し始めた。向かう先は船。

ナレーター

マロング・マリングの最高時速約60km!

マロング・マリング

ウリィヤァァ‼︎

ナレーター

ガァァァァァァァン‼︎(マロング・マリングが船に衝突する音)
マロングが船に衝突すると、恐怖で脱出用ボートを漕いで海を渡ろうとする船員が5人程現れた。

マロング・マリング

グォォォォ!

ナレーター

バリッ‼︎
船員達は下からボートに向かって来るマリングに気づかず、あっさりとボートごと噛み砕かれてしまった。1人を除いて。

ナレーター

マロング・マリングの顎の力、3.22t!ホホジロザメの咬合力の約3倍!

食われかけの船員

ガボブブブゥ‼︎

Miraga

(あのサメ野郎…
船員を1人生かした状態にして咥え、その船員の口から出る気泡で身を隠そうとするとはな…
光の屈折率を変えようとしても船員は必死で暴れて水の流れも気泡の流れも変えてしまう。こうなってしまってはこの策に頼るのはダメだな。)

Miraga

(そして僕は今大ピンチだ。何故なら咥えられてる船員は周りに人が居たら助けを求めるだろう。そう、手を伸ばしたりするはずだ。
今食われかけの船員が僕の方へ手を伸ばしている。これによってヤツはロレンチーニ器官を出すこともなく船員が手を伸ばしている方へと少しづつ近づくだけで良い。)

Miraga

(ヤツが来る…!)

ナレーター

いくらマロングがゆっくり進もうともMiragaは陸生生物、マロングは水生生物。そもそも体の作りからして別である。
いくら常人離れした速度で泳ぐことが出来る人間でも少しづつ近付いてくる肉食性の大型のサメから逃げ切れるだろうか?
否!それは不可能である!

マロング・マリング

(そっちに居るな?)

ナレーター

マロングがMiragaにゆっくり近付いてきた。
するとMiragaはうんざりした様な顔をした。

Miraga

お前自分が追い詰められてることに気付いてないだろ。(ゴバボボボォボォボボ

マロング・マリング

オレサマは追い詰められてないから当然だろ。人生の話か?

Miraga

いや、そうじゃなくてだな……
僕には禁断の策があるんだ。

マロング・マリング

禁断の策だと?

Miraga

そぉうだ。禁断の策だ。(ゴァバボンボンバボァ
これしか対処方がないと思った時に使う為の策だ。(ボバンバボボボーボボボボ
実際船をブッ壊す可能性が高いから使いたくなかっただけだけどな。(ボボガボボボボボボボ

マロング・マリング

オレサマが追い詰められてる………?

Miraga

僕結構好きなんだ…………(ゴボボ

Miraga

自分が優勢だと思い勝ち誇った奴が一瞬で敗北するのがッ‼︎(ガボボボボボボゴボボボボ

Miraga

フンッ‼︎(ボゴボゴボ

ナレーター

カシャァン!(巨大な鏡が出現した音)
Miragaは4m程の体長のマロングが小さく見える程の超巨大な鏡を生成した。

Miraga

僕は鏡の中に世界を創ることも出来るのさ。(ゴボボゴボボボ
そして鏡の世界に水はない。つまりどういうことが起きるのかというと…(ボゴボゴボボボガボボ

ナレーター

ゴウンゴウンゴウンゴウン(鏡の世界に水が流れ込む音。)
一気に水が鏡の中に流れ込んでいく!
たちまちマロングは体勢を崩した。

ナレーター

しかし

マロング・マリング

ハッハッハッ!ハッキリ言っておくぜ!
確かにオマエはオレサマの想定してない作戦でオレサマの体勢を崩す事に成功した!だがな!オマエは陸生生物!この豪流に逆らって動くことは出来ない!

マロング・マリング

しかしオレサマはある程度なら流れに沿って泳ぐことが出来る!
そして!ロレンチーニ器官でオマエの場所を捉えた!
食い殺してやる‼︎

マロング・マリング

グオオオォォォォォォアアァァァァ‼︎

ナレーター

ズバッ!(マロングの皮膚が切れる音)

マロング・マリング

なんだァ!?

マロング・マリング

こ、これは…
鏡の破片!?

Miraga

やっと気付いた様だな。(ゴッボガバガバボーボボ
僕はこの豪流に生成した鏡の破片を流し込んでいる!"ゴボボボボボボガボブボボ

ナレーター

ズバズバズバズバッ‼︎(大量の鏡の破片がマロングの身体を裂く音)
マロングの身体を次々に鏡の破片が襲う。

マロング・マリング

グァアアア‼︎

Miraga

この策はシンプルだが効くぞぉ?(ゴボバブバビンブブビバビブボォ

マロング・マリング

ガァァァァァァァ‼︎

ナレーター

マロングはそれでも突進して来た。
するとその時……

ナレーター

ドズァッ‼︎(鏡の破片がマロングの身体に刺さる音)
マロングがロレンチーニ器官を露出させていた口吻や胸ビレに鏡の破片が突き刺さった。

マロング・マリング

ギャウォォォォォォオ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

ナレーター

繊細なロレンチーニ器官が露出した場所に鏡の破片が突き刺さった事によりマロングは完全に戦意を消失して逃げ出した。

Miraga

…………

ナレーター

Miragaは巨大な鏡を消して豪流が止まるまで待ち、豪流を止めてから泳いで海面に出た。

Miraga

ハァ…

Miraga

船は半壊しちゃったな……
これは敵に僕達3人がThe Chaos Endlessだってことがバレてしまったよ…

end purple

で、これからどうするのだ?

nightmare gray

オレ達なら飛んで海を渡ることは出来ると思うぜ

Miraga

それはダメだよnightmare gray…

end purple

敵が1人とは限らんからな。
私なら魚型に変形して泳ぐ事ができる。貴様らは私に乗ってファングルまで行けば良い。
襲われても我々が全員居れば敵を殺すのは容易い。

nightmare gray

end purple様、泳いで行くのは危険かと。
敵側にはMiragaをハメる事が出来るほど頭のキレる奴が居る。何かオレ達が知らないことを知っていて予想外のところから攻撃を受けるかもしれないぞ…

end purple

それでは…

end purple

止まったまま向かおう。

nightmare gray

え!?

Miraga

はい!?

end purple

見ておけ。

ナレーター

end purpleが海に手を突っ込んでエネルギーを手に溜めると、

ナレーター

ブクブクブクブクブク!(海が沸騰する音)
なんとファングル周辺の海が沸騰し始めたのである‼︎

誰か

ギャァァァァァァァァァァァ‼︎

end purple

どうやら追手は熱湯の海に落ちてショック死したようだ。
このまま周辺の海が気化するまでやるぞ‼︎

ナレーター

ジュワァ…(海が蒸発する音)
周辺の海は塩だけを残して一気に蒸発した。

ナレーター

すると蒸発しなかったファングルから遠い海は水の無くなった方へと流れ込みだした!

end purple

この流れに乗って一気にファングルに突入するのだ!

nightmare gray

お、おう‼︎

Miraga

突入ダァ‼︎

ナレーター

ザブーン‼︎海そのものがファングルに壁の様に押し寄せる。

end purple

いくぞッ!

nightmare gray

ウォオォオオォォォォォ!スゴイ大規模の波だ!

ナレーター

そうしてファングルにend purple達は上陸した。

end purple

着いた!これから敵の本拠地を徹底的に潰してやろうじゃあないカァ〜

nightmare gray

ぶっ殺してやるぜ‼︎

Miraga

殺ってやりましょう‼︎

魂沌の怪物   Chaos Monster (DBRTE外伝)

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