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〜朝 教室〜
shell side
シェル
アンドラ
シェル
アンドラ
シェル
ガンッ!
後ろに机があるにもかかわらず、ぴょんぴょん飛び跳ねたせいで足を思いきりぶつけた
シェル
アンドラ
シェル
アンドラ
キーンコーンカーンコーン
朝休みの終わりを告げるチャイムが鳴った
アンドラ
シェル
渋々席につき読書を始める。厳密には読んでいるふり、なのだけど
コンコン
右後ろにあるカルの席を軽く叩きスタートの合図を送る
すると1枚のメモ紙を手渡された
シェル
新たに「スイカ」と書き、メモ紙をカルに手渡す
メモ紙が受け取られ少し経つと、次は「カス」と新たに書かれて返ってきた
もう気づいた人もいると思う。そう。私とカルはしりとりをしているのだ
毎日読書の時間にこうしてメモ紙を使ってしりとりをしている。自分でも思う、とても馬鹿な行為だ
4月からやっているが先生に見つかったことは未だに無い
今日もそんなことをしているうちに読書の時間が終わった
ルチル
ルチル先生がそう言うと日直が前に立ち朝の会が始まった
いつも通り挨拶をして健康観察を済ませ、連絡や話をされる
…いつもと何ら変わらないはず、なのだが…今日の話はなんだか変だった
ルチル
シェル
ルチル
シェル
ルチル
シェル
そう聞こうとした時、突然一人の生徒が倒れた
すると、それが合図だったかのように、みんなバタバタと倒れていく
シェル
ふと、ルチル先生を見ると、
ルチル先生は、不気味な笑みを浮かべていた
そこで私の意識は途切れた