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音夢
音夢
※今回は、○○ちゃん視点と〇〇ちゃんの過去の回想シーンがあります。
《〇〇ちゃん視点》
あの日から毎日春千夜君は
お見舞いに来てくれた。
お土産を必ず持って。
お菓子だったり、
可愛いぬいぐるみだったり、
こないだはお花持ってきてくれた。
なんだか申し訳ないなぁ、、
私なんかの為に、ここまでしてくれる人は初めて。
お母さんもお父さんも私が病気って判明して
一度もお見舞いになんか来てくれなかった。
あの日の夜、
浜辺であった春千夜君。
普段の私なら気にも留めなかったと思う。
でも、
気づいたら春千夜君と話していた。
何で話す気になったのかは分からない。
でもね、
〝あの人に似てたんだ。〟
〝声〟も〝雰囲気〟も。
〝顔に傷を作ってたとこも〟
私の初恋で今も好きなあの人はどこにいるのかな。
会いたいなぁ。
会ったら伝える。例え振られたとしても。
〝あなたの事が好きです。付き合ってください〟
って、、、
でもきっと会えない。
だから今は、似ている春千夜君と距離を縮めることにした。
《8年前、、、》
〇〇
???
〇〇
???
〇〇
???
〇〇
???
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
音夢
音夢
音夢