テラーノベル
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俺が子供の時、突然の病気で一週間休む羽目になったことがある。
これはその日の前夜の話だ…
僕
僕
僕
僕
かなり熟睡していたんだが、その日はいきなり目が覚めた。
特に寝起きで頭がぼーっとするわけでもなく、意識ははっきりとしていた。
しばらくすると変な声が聞こえてきた。
僕
僕
わ〜ん
わ〜ん
僕
僕
その声はまるで、人の声をスロー再生してるような声だった。
当時、姉と部屋が同じで、姉は2段ベッドの下に寝ていたんだが、
姉の声というわけでもなかった。
バタバタ…
猫くらいの動物が床を走り回っている音、気配まで感じ、
ガシャガシャガシャ
という音と共に部屋の明かりのチェーンが激しく音を立てて揺れた
正体不明の声、足音、気配…
怖くて下を見ることも出来ずに布団にくるまり、汗びっしょりでガタガタ震えていた。
僕
僕
できる限りの大声で叫び、隣で寝ていた親を起こした。
そしたら音や気配はパッタリと止んだんだ。
母さんがきて恐る恐る下をみると
ベッド前にある机の沢山の人形とぬいぐるみの中から、
犬の人形だけが落ちていた。
僕
僕
僕
このこともあって、犬のぬいぐるみは押入れの奥深くに追いやられ、
2度と見かけることはなかった
そしてその日から1週間、謎の高熱が出て学校を休むことになった
そしてこのぬいぐるみ、供養に持っていこうと探してはいるが、
未だに見つかっていない。
コメント
1件
怖いですね💦またお話見させて貰いました!面白いでもちょっぴり怖い、そういうお話好きなんですよね~