/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ラー
れーちゃん、大丈夫～？
零
…………うん、大…丈夫
メート
本当に無理ならいつでも言っていいからね～
零
………うん、ありがと
ルーチェ
おまたせ～！
フォンセ
まず、僕たちの話に応えてくれてありがとね！
ラー
まーあたいは納得した訳じゃないけどー
フォンセ
ふふ、それは知っているよ
ルーチェ
ほら、念願の妹さんとの対面だよ！
魔絃
………久しぶりだね、零
零
…………ひさ、しぶり……
ルーチェ
それじゃあこれからは兄弟水入らずの時間を過ごして！
私たちはあっちいってるから！
私たちはあっちいってるから！
ラー
何かあったらすぐぶっ飛ばすからね～
下手な事はしないでよー
下手な事はしないでよー
魔絃
…それは分かっています
実力を知った以上何かする程馬鹿じゃありませんよ
実力を知った以上何かする程馬鹿じゃありませんよ
メート
それじゃあね、あまち～
零
……………………
魔絃
………………………
魔絃
……まず、ですね
魔絃
すみませんでした…急に襲ったりして、怖がらせてしまって……
零
………ううん、あの時は……
零
……こわい、とは思わなかったから……大丈夫…
魔絃
…そうですか、それなら、良かった……
零
…………ねぇ、兄さん
魔絃
……ん？どうしました？
零
…………今日は…何で…私を呼んだの？
魔絃
…そうですね、こんな事を言うのは勝手かもしれませんが…
魔絃
…零と、もう一度一緒に暮らしたいという事を、伝えに来ました
零
…………私、と……？
零
………どうし、て？
魔絃
…零は、僕の大切な妹だから
魔絃
1番大切なんだ……だから、目の届く所で…守りたい
零
………………
零
……………ごめん、なさい…
魔絃
…どうして謝るの？
零
………私、テトさんに……皆に……助けてもらって……今がある、の…
零
……だから、皆に……恩返しが…したくて……
零
………今は…皆から……離れたく…ない…から……
魔絃
……そっか
魔絃
零に大切な人が出来たみたいで、良かった
零
……………あと、ね
零
………兄さんが…無理してるんじゃないか……って……
魔絃
………無理？僕が？
魔絃
どうしてそんな風に思ったの？
零
……………昔
零
…………家から……出ていったから…
零
………私たちを……嫌いになったんだ…って………
零
……………そう、思ってた…から……
魔絃
……いや、それだけはないよ
零
………え？
魔絃
僕が零を嫌うとか有り得ないよ
それに嫌いだったらそもそも探さないし
それに嫌いだったらそもそも探さないし
零
…………そっ、か……
零
…………なら、よかった…
零
………兄さんから、嫌われてないって知れて…嬉しい
魔絃
……ごめん
零
………え？
魔絃
やっぱ離れて暮らすとか無理そう
零
……どうして？
魔絃
零が可愛すぎるから
零
…………え？
魔絃
単に僕が離したくないってだけ
魔絃
零が今の家に離れたくないなら僕がそっちに引っ越そうかな
それで相部屋で過ごせば解決するし
それで相部屋で過ごせば解決するし
零
…………私はいいけど……皆が何て言うか…
魔絃
大丈夫、意地でも説得するから
零
………そっか……
零
………とりあえず、ラーさんには謝っておいた方が……いいと思う…
魔絃
…そうだね、それはちゃんとしとかないとね
魔絃
…でもほんと
魔絃
今日は零と話せて良かったよ
ずっと会いたかったし話したかったから
ずっと会いたかったし話したかったから
零
……うん、私も……話せて…良かった
魔絃
(…それに、昔より幸せそうだし)
魔絃
(…本当に良かった)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
