プロ野球bl

球場の食堂にて

スマホを弄ってたら、隣でプリンを食ってる曽谷が話しかけてきた

プリンの入ったスプーンを差し出してきた。

仕方ないなぁ。。。

俺は恥ずかしがりながらも口を開けた。

甘いプリンの味が口の中で広がった。

曽谷はちょっと残念そうにプリンを食べ続けた

試合後、ホテルに向かうバスの中でインスタを見てたら、 ラオウさんにストーリーでメンションされてることに気づいた。

今日なんか写真撮ったっけ？ と開いてみたら

曽谷が俺にあーんをしてる動画だった。

くそ、やっぱ見られてたじゃねえかよ。。。

てかラオウさん隠し撮り上手いな

まじこいつ！！！

ホテル到着後

飯を食べ終わって、スマホをいじってたら、曽谷がまた話しかけてきた。

そう言えば今回は俺ら同部屋だったな

部屋に着いた俺たちは、ベッドの上に座った。

誰にも見られてなくても普通に恥ずかしいわこれ。。

俺は口を開けた。

けど、曽谷がスプーンを差し出したまま動かさない。

要求多すぎやろこいつ！！

俺は曽谷の持ったスプーンに頭を傾けた。

プリン、さっきとは違うやつだ

傾けた俺の坊主頭を曽谷が撫でた。

曽谷がプリンをスプーンにすくった。

俺はさっきのようにスプーンの先を口に入れようとした。

が、その直前に曽谷がスプーンを引いた。

そして俺の顎をクイと持ち上げ、キスした。

え？え？え？え？ええ？？？？？？

心臓がバクバク鳴ってる。

時を忘れるような、濃厚なキスだった。

曽谷が唇を離した。

曽谷が俺のことをぎゅーっと抱きしめた。

曽谷のハグにはいつもめっちゃ圧迫されてるけど、あったかくて好き。

言うか迷うな〜。。

けど曽谷ばっかり俺に愛情注いで俺が何も返さないってわけには。

おし、言うたれ才木。

そう言って、俺は抱き返した。

そのまま俺は抱きしめられながら、曽谷とベッドに倒れて顔の至る所にキスをされた。

一緒のベッドで寝るって言われちゃうと、色々とやましいこと想像しちゃう

END