テラーノベル
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@ 桃
@ 桃
@ 青
@ 黒
@ 白
今までこんなに取り乱した 赤くんを見たことがない
僕がずっと見ていた赤くんは 素直で、明るくて、誰よりも弟思い
…弟思いなのは変わってなかった 僕に弟を託そうとした
…託す?…赤くんは居なくなるの? …待って、ヤバいかも
@ 水
…走ったのか、? 皆の事に集中して見てなかった
どこに行ったんだろう、
@ 白
@ 白
@ 水
@ 白
@ 白
@ 白
@ 赤
@ 白
来るとは思っていた 先に飛ぼうって思ったんだけどな
皆の顔見て後悔したくなかったし 飛ぶのには変わりないけど
おかしいとは思うよ?流石に でも、これ以外道がなかったから
俺はもう、皆の元を去りたい 皆は水さんがいるからもう、大丈夫
俺が守らなきてもいい 皆はもう、成長したし強くなった
@ 白
@ 赤
@ 白
@ 赤
笑うしかなくなってきた だって、皆悲しそうな顔してる
全員肩震わせて涙目なんだもん 見てる俺の罪悪感が半端ないから
@ 水
@ 赤
@ 赤
@ 水
@ 黒
@ 黒
@ 赤
@ 黒
@ 赤
水side
赤くんが、屋上のフェンスの ギリギリ手前にいる
いつフェンスに登って、 飛び降りてもおかしくない状況
僕は声をかけることも 儘ならないまま、時間が過ぎていく
だんだんと赤くんの瞳が 虚ろになっていって、生きる源を 失っていくように見える
いつもなら、兄弟の誰かが泣けば すぐに駆けつけ、慰めている赤くん
だけど今は、誰の問いかけにも 無関心のまま、ただ僕らを見つめる
@ 赤
@ 白
@ 白
コメント
7件
紫くん??? え、? 状況が理解できてない💦 でも、最高っていうのはわかる👍
次回 ♡1200 え待って夏休み終了まで近くね?終わった