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その語彙力と台本を造る才能をくれよ~
あら最高愛してます(?)
凄い…!続きが楽しいだぁ
じゃあ俺が殺してやるよ。
Story.1
例えば、そう。
君は「花」だ。
私の全てを受け入れてくれた。
一緒に泣いてくれた。
私を助けてくれた。
笑顔が優しかった。
あの時の私は
あなたの事を
何も分かっていなかったの
山口 成
山口 成 中学1年生
中学に入ってすぐ
些細なことがきっかけで
虐められるようになった。
辛くて、苦しくて
この思いを誰に吐けばいいか
分からない。
山口 成
家にも帰りたくない。
こんなにボロボロになって
帰れるわけがない。
お母さんたちにも心配はかけたくない。
山口 成
明るい未来も
希望も夢も
そんなもの私にはなかった。
ふと気づくと
橋の上に立っていた。
山口 成
あぁ、死ねる。
これで私は自由になれる。
山口 成
右足を一歩、宙にぶら下げた時だった。
パシッ!!!
山口 成
ドサッ。
右手を誰かに引っ張られ、地上に戻された。
山口 成
額に汗を流しながら、息を切らせていた
その男は、私を吸い込むような
茶色の瞳。
顔立ちの整った美しい人
茶髪で少しチャラそうに見えるが
心がすごく優しそうに見えた。
男は怒った顔を見せた。
山口 成
山口 成
山口 成
山口 成
山口 成
あれ?
山口 成
私、今。
山口 成
山口 成
山口 成
辛いこと吐き出せてる…?
アスファルトが涙で濡れていった。
一つ一つ涙のシミが増えていった。
山口 成
男は泣きそうな顔を浮かべた。
山口 成
河口 永遠
河口 永遠
河口くんはくしゃっと笑った。
山口 成
山口 成
山口 成
河口 永遠
河口 永遠
山口 成
山口 成
山口 成
河口 永遠
山口 成
河口 永遠
河口 永遠
山口 成
河口 永遠
河口 永遠
河口 永遠
河口 永遠
山口 成
河口 永遠
山口 成
河口 永遠
河口 永遠
河口くんは意地悪するように、ニヤニヤ笑った。
山口 成
「じゃあ、俺が殺してやるよ。」
彼のその言葉が分かったのは
まだ少し先の事。
私、あなたの事を
何も理解してなかったの。
ーTO BE CONTINUEDー