及川
〇〇
及川
及川
〇〇
及川
〇〇
及川
もし、彼の言っていることが 本心なら…
私が彼のことを好きになったら 私はこの仕事を 辞めなければならない…
だって、彼とは "生徒と教師"の関係だから
分かったら"ダメ"なのに
そう思いながら 目を泳がせていた
及川
〇〇
及川
テーピングを終えた彼の右手が 私の手に被さる
及川
愛おしそうに目を細めて言う
好戦的に口角を上げて
その笑顔を見るとまるで電流が流れてくるかのよう
及川
そう言いながら、私の髪をサラりと撫でる
及川
〇〇
そんなことを言いながら、 徐々に距離を詰めてくる
完全に彼のペースに呑み込まれている
3年間毎日保健室に訪れて、 私のことを、小馬鹿にしたり散々煽られ、生意気な生徒だと思っていたけど
こんなにも積極的に来られたことなど1度もない
私の頭の中は大パニック
〇〇
徐々に近づいてくる彼の顔
私の手首を掴んでいる大きな手
必死に彼を止める
及川
〇〇
及川
及川
〇〇
そんなことを言っても 彼との距離は変わらない
主
主
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