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あぁ、いい風だなぁー

次の日の朝、僕は、一番乗りに港に来ていて・・・

でも・・・一番乗りじゃなかった。

いのっち

💤💤😭💤💤😭💤💤😭💤

なんだよぉ~僕が1番じゃなかったのかよー
寝てるし(笑)
雨男がいるなんて嘘みたい。そっか、寝てるから天気がいいのか・・・・

そんな独り言を呟きつつ・・・

手紙を読み返してみていた。

荷物はいりません。携帯電話ぐらいでしょう・・・か。なぁんだ。電波通じるんじゃん(笑)それ、今さらでしょ(笑)

いのっち

じゃあ、財布も要らないのか?そんなわけないだろ?地球のお金、なぜだか使えるぜ?

いつのまにか起きた井ノ原くん。えっ?聞いていたの?

いや、起きなくていいから。

長野

おはよう。ふたりとも早いね。今度は、普通に過ごせるよな?俺たち・・・・

そう言いながら来た長野君の後ろから、

岡田

いや、想像したら、あかん!🖐それは考えない!何も考えないこと

なぜか、命令する岡田が、登場!

長野

えっ?!Σ( ̄□ ̄;)岡田、いつのまに・・・俺、予言者じゃないから

でも、それは本当のことだぜ?想像しない方がいいぜ?長野君の言うことは、当たるからな。なっ?ウルトラマンティガ

なぜか、髪を縛って現れた剛・・・

長野

うわぁ~、剛までそんなことをいう?しかもなんで髪をしばってんの?

続々と集まるメンバーたち。

これは、ただの気分だよ

でもさぁ、着替えはいるよね・・・・

いのっち

ちょっとぉ~俺たち話題が噛み合ってないっつーの(笑)

坂本

鞄ひとつでいいってことだろ?V6のみんな、おはよう・・・
俺たちは、普通の人間だしな

最後に現れたのは、V6のリーダー坂本君。

長野

いつもの旅の荷物でいいってことだよね☺

坂本

そういうことだ

もちろん!そのつもりできたし

僕たちの視線の先に船が見えてきた。

なんか、懐かしい気分になる。なんでだろう

坂本

🎶🎵ほどけたくつ紐のままで行き先も知らないままに~🎵🎶っていう、ボイジャーのフレーズがあるけど・・・今回は行き先知ってるじゃん(笑)

剛「

前は明らかに待ってないよね

岡田

・・・不思議やな・・またあの国に行けるやなんて・・・・

岡田が、寂しく呟いた。

その顔は明らかに悲しそうな顔をしている。

思い出しているんだろうけど・・・。

岡田・・・センチメンタル入りすぎだから・・・大丈夫?

岡田

だ、大丈夫や

その関西弁が、大丈夫じゃないんだけど・・・・。

長野

あれから2年の間にイナンさんや、ルキアさんが地球にやってきた。

坂本

・・・・・

いのっち

・・・・・

長野

もう会えないといいながら、2回も会ってるし・・・

不思議な縁で結ばれてると思う

長野

これこそ、二度あることは三度ある・・・だね

三度目の正直。これが、本当に最後・・・・か

それから、船に乗り込むとすぐに霧に包まれた・・・・。

余韻に浸っている暇はなかったんだ。

イナン

・・みなさん、こんにちは

イナンが現れた。

・・・イナン・・・・・

イオン

みなさん、忙しいのに私たちの最後のわがまま聞いてくださってありがとうございます

イオンさんも、一緒にいた。

岡田

イナンさん、イオンさん!お久しぶりです

イナン

最後の航海楽しんでね

そして、

ねぇ、イナン!早速なんだけど・・イナンの友達って人はいるの?

イナン

彼女ね、船が苦手だからここには乗ってないの。着いたら紹介するわね。それじゃあ、また後で

イナンが行ってしまおうとしたから・・・僕は、イナンの腕を掴んだ。

イナン!長旅に出るってどう言うこと?

健!しっ🤫イオンにもまだ言ってないから

えっ?!Σ( ̄□ ̄;)

イナン

・・・実はお父様にも・・・・

えっ?なんで?

イナン

・・・それは・・・

いのっち

お前ら、いきなり二人の世界に入るなよ!
邪魔しちゃうぞ?

井ノ原くん・・・・

坂本

まぁ、いいじゃん。せっかく再会したんだから、二人きりにしてやれよ

いのっち

しょうがないなぁー😏

顔がにやついてますけど?

いのっち

ねぇ、坂本君・・・ほんと、この世界に来たばかりの頃と違うよなぁー😏なんかあったの?

坂本

えっ?別になにもないけど💦お前が言うなよ

キキ

・・坂本さん!お久しぶりです

長野

この声はもしかして・・・

坂本

・・・・あっ

そう・・・もしかしての人だった。

長野

キキさん・・・その恰好・・・

キキ

うふふ。なんか慣れちゃいまして😘

長野

あはは。ですよね😅でも、この人(リーダー)には、トラウマみたいですよ?

キキ

それは、失礼いたしました。みなさん、昼食はまだでしょう?中へどうぞ~

長野

ミミさんは、元気ですか?

キキ

はい、おかげさまで。あれから結婚いたしまして・・・いま、三人目を妊娠中です。1人目が双子だったので

長野

そうなんですね。それは、おめでとうございます。では、働かなきゃ・・・なんですね

坂本

(パパがそんな恰好をしていていいのか?いや、ダメだろ!)

←坂本君の心の叫び。←ますます落ち込みモード1000%のリーダーです・・・・

キキ

みなさんも、中へどうぞ~😊

彼(いや、彼女?)は、男とは思えない、女らしい(!?)スマイルを見せてくれた。素晴らしい。

あー、キキさん。こんにちは

剛「相変わらず、その恰好似合いますね」

他のメンバーとは、いつのまにか仲良し。

キキ

それは、どうもありがとう

坂本

・・・・・・

長野

・・・(笑)

そして、食堂へみんな入り、

それにしてもお腹すいた。お昼に集合だし

V6

いただきまぁーす!

食べ始めた僕たち。

長野

すごく美味しい。腕をあげましたね

長野君は、感想を言うが・・

坂本

・・・・・・

坂本君は、何も考えないでおこうと、キキさんを、見ながら黙ってみていた。

見かねた剛が、

剛「坂本君、いい加減慣れようよ」

いのっち

・・・そういう剛は、人のこと言えない髪型今日はしてるじゃん

剛「えっ?!Σ( ̄□ ̄;)いや、俺のは気分だよ

別に今はずしてもいいんだぜ?」

とか言いながらはずさず黙々と食べる剛。

長野

(自由だな・・・俺たち)

ランチタイムも終わり、みんなリラックスモード・・・

剛「・・・・・・・」

海を黙ってみているのは、剛だ。

あれ?岡田じゃない(笑)

そこへ、ある女性が、近づいた。

ルキア

・・よぉ!森田剛。元気してた?

剛「驚かせるつもりだったのか?」

剛は、驚いてないみたいだ。

ルキア

・・・・・・・

フルネームで呼ぶなんて相変わらずだな・・・
しかもいたのかよ

ルキア

・・・いたよ・・・ずーっとあんたたちが乗ってくるときから・・・・

えっ?!Σ( ̄□ ̄;)

ルキア

ずーっと見てた・・・・

っていうか、なんで来なかったんだよ。みんなで、ランチしてたのに

ルキア

・・・別にいいの。遠くから見ていたかったから・・・・

なんだよそれ・・・へんなやつ

はい、ここからしばらく剛君&ルキアさんの二人の世界です。

ルキア

ねぇ、なんで今日は縛っているの?

なんだよ!いいじゃねぇか。縛っていようとなにしようと俺の勝手だろ?なんか文句あるか?

ルキア

ありよ!おおありなんだから!

はずせばいいんだな?

そう言うと剛は、縛ってた髪をおろした。

ルキア

えっ?はずすの?

どっちだよ!

そう言って振り向いたとき、二人の顔は思ったより近くて・・・・・

ドキン・・・・

ルキア

い、イナンの友達で、あんたたちのメンバーの中の誰かにひとめぼれしたって子の話だけど・・・

ルキアさんは、そっぽを向いたままだ。

こっち向けよ、ルキア

ルキア

やだ!

言ったよな?人と話すときはその人の目を見ろって。いい加減なれろよ。俺、レンさんじゃないから・・・

ルキア

そ、そんなのわかってるわよ!そうじゃなくてイナンの友達の・・・ことで・・・

なかなか剛の方を向けないルキアさん。

なんか、かわいい。

ははーん。もしかして、その子が俺に惚れてるから妬いてんのか?

ルキア

ち、違うから!!そんなんじゃないから!

思わず剛の方を振り向くルキアさん。

やっとこっち向いた。そんなんじゃなきゃどんなんだよ。

剛は、ニヤついてる。

ルキア

忠告しようと思って・・・・・

あ~あ・そんなことよりさ・・・せっかく最後だって言うのになんであいつらは一緒になれないんだろうな

ルキア

・・それって・・・イナンと、三宅さんのことを言ってるの?

記憶を、消されるかもしれないんだろ?俺も含めてさ・・・・

剛は、意味ありげに話す。

ルキア

・・・・・・

俺もあいつと一緒で忘れたくねぇんだよな。この世界のこと・・・
なんでかわからねぇけど・・・・・

剛は、呟いた。

ルキア

・・・・きっと・・・いつか知らない誰かと剛は、一緒になるときが来るでしょ?
そのときに、少しだけでいい。思い出してくれればいいよ・・・こんな女もいたっけ?って・・・・
心の隅で・・・・・

ルキア・・・・

ルキア

私も、そう思っておくから・・・・

ルキアさんは、真剣に言ったみたいだが・・・

なぁんてな。始まったばっかりなのに暗いよな

ルキア

えっ?今のはなし・・・・

もしかして、本気にした?🤭

ルキア

なっ・・・

ほ、本気にするんじゃなかった

(ルキア)

やっぱり、本気にしたんだ😁

ルキア

・・・・(もう振り向いてなんかやらない!!どんなに呼ばれても・・・・)

やっぱり、からかいがいがあるやつなんだな、ルキアって

ルキア

・・・やっぱり来なければ・・・・

ルキアさんの呟きを、遮るように・・・・

3日間よろしくな、ルキア・・・・

優しい声が聞こえた・・・。

ルキア

えっ?

思わず振り向き、彼の顔を見てしまう・・・・。

😁✌

彼は、笑っていた・・・・。

私は不覚にもドキドキしてしまった。

ルキア

よ、よろしく・・・・・

わたしは、初恋の人と同じ顔をした人を・・・・。

森田剛を好きになっていた。

本当は、好きになってしまっていた・・・・。

カイトになんて言えばいいんだろう・・・・・。

そして、それぞれの思いを乗せた船は、目的地に着いたのだった。

V6 不思議な船旅4 Voyager~最後の航海~

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