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主
主
主
主
主
主
みりやの寝室
翌朝
みりや
レミリア
レミリア
みりや
みりや
みりや
レミリア
コンコン
レオン
レミリア
レオン
レミリア
レミリア
みりや
みりや
レミリア
レミリア
レミリアがみりやに手を差し出す
みりや
みりや
レミリア
みりや
みりや
リビング
みりや
咲夜
咲夜
レミリア
咲夜
みりや
レミリア
みりや
みりや
レオン
レミリア
レオン
みりや
レオン
みりや
レミリア
レミリア
レオン
みりや
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
レミリア
ガチャ
フラン
フラン
みりや
みりや
パチュリー
小悪魔
美鈴
パチュリー
パチュリー
パチュリー
小悪魔
フラン
みりや
レオン
みりや
レオン
レオン
みりや
みりや
みりや
みりや
みりや
みりや
パチュリー
フラン
咲夜
レミリア
みりや
レミリア
みりや
みりや
みりや
レオン
レオン
レオン
紅魔館組 そんなの、もうとっくに覚悟は出来ているわ/できていますよ!
レオン
みりや
レオン
みりや
みりや
みりや
レミリア
世界には、クロノ=ロアを支援する家系が幾つかある
それは日本にも、もちろんある
これは、その1つの家系
高瀬(たかせ)家のお話
クロノ=ロアを支援する家系は知識や、金の支援などをするが
必ずしなければならないことがある
それは
子供を産みクロノ=ロアの隊員として育てるといいう義務がある
そして、高瀬家に1つの小さな命が宿んだ
分娩室
母
助産師
助産師
母
みりや(赤ん坊)
みりや(赤ん坊)
助産師
母
みりや(赤ん坊)
母
母
病院の廊下
助産師
父
父
助産師
父
助産師
父
父
母
母
みりや(赤ん坊)
母
父
父
産まれた当初は確かに
愛されていた
だが、その愛情は嘘かのようにすぐ私への愛情は消えた
病室
父
母
母
父
コンコンコン
母
祖父
父
母
母
祖父
父
父
みりや(赤ん坊)
祖父
祖父
祖父
水晶玉を取り出す
祖父
父
母
父
母
母
祖父
みりや(赤ん坊)
母
男
祖父
魔力なしじゃ!!
魔力測定ができる水晶玉に触れると何かしらの反応がある
光出したり、色づいたり
反応の仕方は、魔力の性質によって違うが
みりやが試した水晶玉は全ての魔力に適応する魔法道具だった
なら、なぜ何も反応しなかったのか
水晶玉が反応しない時は
魔力がない時や、魔力が少ない時
後は
水晶玉が壊れた時
だが後者は、考えられない
なぜなら
水晶玉が壊れるという事は、ほぼない
この魔法道具の水晶玉は、一般人よりも魔力が多い大人10人程度が一気に魔力を流さないと
壊れない
だけど
産まれたてのみりやは
それをやってしまった
みりやは通常より魔力が多すぎて
水晶玉を
壊してしまった
それを、周りの大人たちは
みりやは魔力がないと、勘違いして
そして、自ら魔力の塊である原石を捨てた
祖父
祖父
祖父
母
父
もう、そこからが地獄だった
父は、祖父からお前のせいだと罵られ
父はその、憎しみや怒りを母にぶつけた
みりや当時、1、2歳
魔力なしだと分かってから、みりやと母親は屋敷の離れにあるボロ屋に追いやられた
みりやの部屋
父
母
父
母
父
母
父
父
毎日父から暴力を受ける母は
いつしか
自分が暴力を受ける理由は、みりやのせいだと思うようになった
こいつが、魔力なしで産まれたから
こいつが、産まれたから
だから、私が辛い目にあう
なら
お前も同じ目にあえ
数年後
みりやの部屋
母
母
母
母
母
みりや(3歳)
みりや(3歳)
みりや(3歳)
母
みりや(3歳)
ずっと
ずっと
ずっと
こんな毎日
母は父に殴られた
私は母に殴られる
毎日、殴られる
暴言を言われる
私のせいで
全て
私のせい
どうして、私だけ…?
街の子供は、親と手を繋いで歩いてる
それは、幸せそうに…
私は?
私の何がいけなかったの?
なんで、私は殴られるの?
私は、いらない子だから…?
なんで…?
なんで…いらない子なの?
私の、どこがいけなかったの?
ねぇ
ねぇ
ねぇ?
なんで
なんで
なんで‼︎
…………
もう…
疲れた
2年後
母
みりや(5歳)
父
2年経つと、父も私を殴るようになった
父は私を殴ってから、母を殴らなくなった
母
父
父は、基本的に家にいない
だからこそ、たまに帰ってくる時は、ずっと殴ってくる
みりや(5歳)
みりや(5歳)
みりや(5歳)
みりや(5歳)
ガチャン‼︎
父
父
祖父
祖父
母
母
祖父
祖父
父
祖父
祖父
祖父
父
祖父
祖父
母
祖父
父
父
母
父
母
父
母
みりや(5歳)
みりや(5歳)
母
母
母
みりや(5歳)
母
母
母
みりや(5歳)
トコトコトコ
家の前
みりや(5歳)
使用人
使用人
みりや(5歳)
トコトコトコ
???
みりや(5歳)
祖母
祖母
祖母
祖母
みりや(5歳)
当時の私は、そんな疑問を浮かべていた
でも、それよりも気になったのが
みりや(5歳)
祖母
みりや(5歳)
みりや(5歳)
祖母
祖母
みりや(5歳)
みりや(5歳)
祖母
祖母
祖母
「みりや」よ
みりや(5歳)
みりや(5歳)
みりや(5歳)
祖母
廊下
祖母
トコトコトコ
自分の孫に会うのは、正直いまでも気が引ける。
孫の顔を見たのは、生まれた直後の赤ん坊の頃だけだった。
私が、孫に合わない理由は
魔力がどうこうという以前の問題だ。
ただ虐待されている子をまじかで見たくなかったからだ
ましてや自分が愛した人、自分が産んだ子ども、そしてその子どもが愛した妻
その全員が、生まれたばかりの子どもに虐待をしていたからだ
その事実を知りながら、私は何もできず、ただ傍観していた。
見て見ぬふりをしていた自分にも、心の底から嫌気がさしてきた。
そんな時に、子供が外に出たのを廊下の窓から見えた
服がボロボロで汚い、髪がボサボサ
この屋敷にいる子供はあの子しかいない、とすぐにわかった
が、私は自分の目を疑った
その子供は
やせ細っていて
小枝のように細い腕や足
目にはハイライトがなく
虚ろな目をしていた。
びっくりした
自分が干渉していない間にこんなになっていたなんて
思いもしなかった
その子を見た途端
罪悪感と後悔が募るばかり
気がついたら
体が勝手に動いていて
子供に駆け寄っていて。言葉を口にしていた
その子は、殴られて当たり前のような顔で
みりや(5歳)
と聞いてきて
絶句した
どんなに、殴られ、罵倒されて来たか
考えられなかった
いや、考えたくもなかった
しかも、この子は自分の名前さえも
知らないようだった
だから、私は
この子が産まれる前にあった1つの候補としてあった名前を呼び
少しでも人間らしく
なって欲しいと願った
主
主
主
主
主
主