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好きでも無い相手に抱かれるのは嫌

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好きでも無い相手に抱かれるのは嫌

3 - 第3話 優しい人達に拾われました(?)

♥

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2025年04月22日

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ホタルビ寮の付近

紗桜(さら)

はぁ…はぁ…‪💢逃げやがったなあの人間の面を被ったクソ野郎め…‪💢

散々追いかけ回して…全く知らない場所で消え失せた人権皆無の野郎はマジでいつか骨ボキボキにへし折って吊るし物にしてやる‪💢

紗桜(さら)

あーもう…それでここは何処よ…

雨で濡れ取り敢えず進んで来た場所を 戻ろうと後ろを振り向くと…

??)お前さん大丈夫か!?びしょ濡れじゃねぇか!!

紗桜(さら)

んぇ…(誰だこの人…)

緑髪のピアスをつけた男性が傘を持って駆け寄って来た

??)あーもう、なんで傘もなしに ホタルビに来るかねぇ…笑

そんなことを言いながら羽織っていた上着を羽織らせて「一旦寮に行くぞ?」と言って私の手を引っ張ってほたるび?に連れて行かれた

紗桜(さら)

('ω').。oO(?????????)

お風呂から出て置かれていた和服を着て外に出て先程の彼と一緒に寮長?さんの場所へ向かい…今現在、事情説明中

紗桜(さら)

ってな感じでして…

??)手紙に書いてあった通り…だね、 伯玖さん

??)そう…だな

目の前の美男達は暫く考え込んでいる

紗桜(さら)

あ、えっと…じ、自分はほら、迷惑掛ける立場なので笑

紗桜(さら)

そんな深く考えなくていいですし…
お洋服まで借りちゃって
あれですけど…ここでお暇
しますから

紗桜(さら)

濡れた服はどこですか?
それ着て帰りますので

そう言って立ち上がろうとすると先程の男性に腕を掴まれ「あんな服で帰っちゃ絶対風邪ひくし教員の方には俺が言っておくから休んでいきなさいな」 と、言われた

紗桜(さら)

ですけど…(や、やばい…これで仮に発作とか起きたら絶対めんどくさい…迷惑掛ける…薬も何も今持ってきてないし…)

??)じゃあわかった、何がそんなに気になるんだ?

??)確かに今此処には男どもしか 居ねぇが…少し行けば他の一般寮生達が いる、もちろん女性もな

??)そこで寝かせることは可能だ、 それで?他に何が気になるんだ?

紗桜(さら)

手紙…が来てるならたぶんわかっているとおもうんですけど…発作…が、ね?ほら…ありますから…

目を逸らし気まずそうに応えるとお2人は「そういえばそれがあった〜…」 みたいな顔を浮かべている

紗桜(さら)

(わ、忘れてたんだ…まぁ、そりゃそうよな…
ビッチ予備軍みたいなものだし笑)

紗桜(さら)

そ、そういうことなので…私は帰りますね笑マジで
迷惑しか掛けれない女なんで笑

紗桜(さら)

あ、お金は払いますのでこの服は一応捨てた方がいいかと…笑

と言って再度帰ろうとしたら…また腕を掴まれて今度は美女よりの美男に「そ、それでも今は時間が時間だからさ?」 と、言われた

紗桜(さら)

う、ぬぅッ…(ま、マズイ…この人たち…お人好しだ!!)

紗桜(さら)

(帰って欲しいけど帰らせたら何が起こるか分からないから引き留めてくる!)

紗桜(さら)

そ、そうです!お名前すら教えてないよく分からない他人ですから!ね!(と、取り敢えず適当な言い訳並べて帰ろう!)

結果…彼等とここの事がよぉーく分かりましたね

伯玖(はく)

で、どうだ?色んなこと知れたか?

紗桜(さら)

とってもよく知れました!なので帰ります!

伯玖(はく)

まぁまぁ待て待て待て待て

紗桜(さら)

え?嫌ですが?帰りますが?これ以上迷惑掛ける必要性は無いですからね!

昴流(すばる)

まぁまぁ…お互いの気持ちはよく分かりますよ?

昴流(すばる)

心配だし迷惑掛けたくないって

紗桜(さら)

…仕方ないじゃないですか、ここに恋人がいる訳でもないのにいきなり
「襲え」「襲って」
は、それに気まずくなるし

「それに知りもしない相手を体だけで見るのって嫌じゃありません?」そう言うと2人は「あ〜…確かに…」みたいな顔を浮かべる

紗桜(さら)

まぁそうならないように親しくなって恋人の1人でも作れって意味でしょうけど…

伯玖(はく)

ま、まぁ…
「愛のある行為」じゃなくて「治す行為」として見ればいいんじゃないの?

紗桜(さら)

いやぁ…うーん…まぁ、
そう見ればまた別かもしれないですけど……

昴流(すばる)

見方の問題…なのかな?
それとも倫理的な問題かな…

紗桜(さら)

多分…どっちもどっちだと思います……

そんなふうに話していた瞬間…

ドクッッ…

紗桜(さら)

!!

伯玖(はく)

ど、どうした?

紗桜(さら)

ご、ごめなさッ…ちょっと、御手洗にッ…(ま、まずい
まずい…またこれ来た…もう嫌い……)

喉を抑え立ち上がろうとすると酸素が 入ってないのか脳がクラクラとして畳の上に倒れ込む

紗桜(さら)

はッ…ヒュッ…は、ぁっ
……ヒュゥッ、…

昴流(すばる)

紗桜さん!!

伯玖(はく)

これが…発作…って奴か

息が出来なくなり…体が火照り始める

伯玖(はく)

クッソ…薬も何も無い時にこう来るか…

昴流(すばる)

ど、どうするの?どうするの?:( ;˙꒳˙;):

2人は死ぬ寸前の見ず知らずの人をどう 助けろと困惑している

伯玖(はく)

!!発作って…確か丸一日?経たなきゃ良いんだよな?

昴流(すばる)

あ、えと…た、確か…ですけど……

伯玖(はく)

んじゃあ今から薬を取りに行きゃ間に合うんじゃないか?

昴流(すばる)

確かに!!

※この時のふたりはパニック状態でIQが ちょこっと下がってます

そして…このふたりは知らないのだった…薬を飲ませたら体質が変わってある意味もっとすごくめんどくさい事になる事に…

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