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あれからしばらくして

生活にも慣れてきた

浩介

なー美空ちゃん、

美空

な、なに?

浩介

そう言えばさ、どこに行くんだっけ?

浩介

なんかここで材料集めたら

美空

あー

美空

形容しがたいけど…

美空

地獄みたいな感じ……

浩介

なにそれこわっ!

浩介

俺行きたくないんだけど〜

奏多

でもそういう冒険もしなきゃ

奏多

ここから出られないでしょ

浩介

そうだけどさ……

浩介

なんでそこにいくの?

浩介

闇の方へいってちゃちゃっと倒せばいいじゃん!

奏多

説明聞いてなかったか?

奏多

最初にそこでしか手に入らない

奏多

物を手に入れてからじゃないと

奏多

闇の世界への入口が分からないって

浩介

マジかよ〜

結花

ねぇ美空〜

結花

なんか外に犬がいるらしくて

結花

めっちゃ大きいし

結花

桜が怖がってるんだけど……

美空

え、大丈夫かな?

ワンワン!

ねぇ……

うぅ……

桜は犬が怖い

アレルギーなのもあって

犬をいつも避けている

小屋の壁にへばりつく桜

何とか引き剥がして小屋に入れる

ワン!

結花

ほらほら、ここにはなんもないよ〜

美空

それじゃ追い払えないよ……

結花

どうしよ〜

かなり吠えまくっている

ここをうろつかれたら

桜が外に出る度怖がってしまう

美空

うーん……

美空

そうだ!

美空

えいっ!

偶然手に持っていた物を投げる

結花

ちょ、美空何投げたの?

美空

お肉〜

結花

食料だけど……

美空

ゾンビのだからいいの。

この世界にはモンスターもいる

武器で狩るとたまに物が降ってくる

ゲームでいう、ドロップ

美空

ゾンビの要らないし、

美空

大量に投げておいた

何故かゾンビの肉が手に入る

要らないのでいつも肥料的な感じで

そこらに撒いていた

10人の暮らしにも慣れて

楽しく日々を過ごしていた

けれども準備は進んでいて

そろそろ大きな家を建てて引っ越そうとしていた

加奈子

荷造り終わった?

美空

私は終わったけど、まだ桜が……

結花

私も終わった!

結花

舞衣は?

舞衣

はー重い………

結花

ちょ、なにその荷物!

大量のカバンを抱えてきた舞衣

舞衣

いやー、色々入っててさ……

加奈子

それにしては多くない?

美空

絶対余計なもの入ってるよ〜

舞衣

そんな事ないって!

舞衣

みんな忘れ過ぎ!

舞衣

私皆の分の元の世界のカバン持ってるんだけど!

美空

え、忘れてた!

結花

ウソ、ほんとだ!

加奈子

はぁ…

加奈子

私は持ってたけど……

加奈子

やれやれ……

浩介

みんな準備できた?

美空

うん!

できたよ!

浩介

それじゃ行こっか!

隆二郎

どこに行くの?

典人

オレもわかんない……

奏多

ちょっと先に、

奏多

大きく開けた草原があったんだ

奏多

ここだと湿地っぽくて

奏多

じめじめしてるから

奏多

草原のほうに行くよ!

直矢

あのさぁ……

直矢

なんで僕は荷物持ちなのさ……

ガタイのいい直矢さんは

みんなのものらしきバックを持っていた

隆二郎

僕持つよ

典人

オレも〜

浩介

ほらほら、行くぞー

奏多

浩介、そういうとこだぞ

浩介

なんか言ったかなー?

結花

もう早くして!

浩介

はいはい……

私たちはどうにかなるさと思っていた

あの時までは……

闇の世界で、君を探して

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