毎日同じような日の繰り返し
でも僕はそれが楽しかった
れん
おはよー....
れん
って今日はみんな居ないんだった
今日は朝から家族は出かけてる 月一くらいでこういうこと事がある
もう慣れた それに5年生だしね!
適当に朝食はトーストでいっか
れん
学校行く準備しないと〜
時計を見ると7時30分
れん
うわ〜間に合うかな
れん
走るか!
れん
行ってきまーす!
行ってらっしゃいって言われないのは
結構寂しいもんだ
月一だから耐えれるけどさぁ
れん
急げ急げ〜
勢いよくドアを開ける
れん
はぁはぁづがれだぁ
急いで席に座る
その直後チャイムがなった
れん
ま、間に合った〜
優介
ギリギリだったな!w
れん
ほんとだよ〜
優介
ねぇねぇ今日一緒に帰ろうよ!
れん
いいよぉ〜
優介
ありがと!
1時間目、2時間目と終わり
中休みになった
グラウンドに出て遊べる時間
僕はすぐに優介を誘う
廊下を歩いていると
先生が走ってぼくの方へ向かって来る
れん
(どうしたんだろう....)
れん
(僕なんかやらかした?!)
しかし先生の口からは 予想とは裏腹な言葉が出る
頭が真っ白になった
れん
お母さん達が病院に運ばれた....?
れん
え?どういうこと....
先生は詳しいことは後で話すから
先生が車で送るから急ぐよ
れん
わ、かりました....
こんなに時間が長く感じたのは初めてだ
早く病院につかないのか
赤信号さえ、もどかしかった
足取りの重い僕の手を引く先生
心拍数がどんどん上がる
てっきり病室行くものだと思ってた
だけど今歩いている所は薄暗くて 人気がない
嫌な予感がした
それが的中しないことを願った
先生は1つの扉の前で立ち止まる
ここにみんながいるのかな....
先生がゆっくりと扉を開ける
そこに白い布が 顔に掛かった人が3人並んでいた
スーツ姿の男人が白い布をめくって
ご家族で間違いないですか?
みんなの顔を見た僕は 膝から崩れ落ちた
絶望を押し付けてくる
神様は意地悪だ