Nakamu視点
中村 水樹
遂に…明日か。
青柳 時
…Nakamu、そこまで気にすることないよ。
青柳 時
大丈夫、幽さんと特訓したんでしょ?それに俺らもついてるから。
中村 水樹
うん、そうだよね。
やっぱり、時といると落ち着くな。
いつも、俺の中にある不安を取り除いてくれる。
ピーンポーン。
中村 水樹
誰だろう。
緑雨 幽
コ、コンチャーッス、
中村 水樹
あっ、みどりくん!
金居 京
こんちわっす
中村 水樹
えっと、どちら様で?
擦り傷が所々についている金髪の人が来た。 その後ろに数人、人がいるみたいだけど。
金居 京
金居京(かないきょう)って言います。きょーさんとでも呼んでください。
中村 水樹
分かりました。で、後ろの方々は?
画魂 混
画魂混(えたみこん)です。
緑雨 幽
こんチャン!
中村 水樹
あぁ!指揮を取ってくれるって人か!
画魂 混
あっ、そうですね、
玲雨 雲
玲雨雲(れいうくらうど)です〜。
緑雨 幽
レウサン!
青柳 時
誰だった?
中村 水樹
あっ、時!
あまりにも遅いから時が様子を見に来たみたいだ。
金居 京
あっ、どうもです。
玲雨 雲
どうもです、
緑雨 幽
ドモー。
画魂 混
どりみーがお世話になってます。
中村 水樹
明日の作戦に協力してくれる人たちだよ。…えっと、らだおくん?って人は大丈夫なんですか?
金居 京
取り敢えず大人しくはさせてあるけど、一時的や。そこまで長くは持たん。
中村 水樹
そうですか…。
中村 水樹
あの、上がってください。
客人を玄関に立たせるのも悪いので中に入るように促す。
画魂 混
じゃー、遠慮なく。
玲雨 雲
お邪魔しまーす。
金居 京
じゃあ、俺も…、
緑雨 幽
ばどサン?
金居 京
駄目だ…、らっだぁが、
中村 水樹
らっだぁ?
緑雨 幽
らだおくんノコトダヨ。
緑雨 幽
らだおくんガドウシタノ?
金居 京
…らっだぁの気配が消えた。
玲雨 雲
不味いことになったね。
青柳 時
どうかしたんですか?
俺が聞くよりも先に、時が彼らに質問した。
金居 京
取り敢えず俺は先に屋敷に戻ってる。どりみーも一緒に来れるか?
緑雨 幽
勿論ダヨ、ばどサン。
画魂 混
詳しい説明は俺とレウさんに任せて。
よく分からないが何だか大変なことになっているらしい。
時もそれを感じ取ったのか、自室にいるメンバーたちをリビングに招集しに行った。
中村 水樹
と、取り敢えず画魂さんと玲雨さんは中に入ってください。