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梵天の子供

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梵天の子供

3 - 第2話 序章「誰?」

♥

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2022年01月15日

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ガチャ

…あ

お母さん、お父さん…

居たの??

お母さん

えぇ、今日は早めに用事が終わったのよ

お父さん

おかえり、『美亜』

ただいま…

お母さん

今日のテスト、どうだったの?

お父さん

『美亜』なら大丈夫だろう!

手応えはあるよ…

お母さん

そう!また全国模試一位確定ね〜♡

お父さん

自慢の娘だなぁ!

嘘つき

外面良くしたいだけでしょ

どうせ、自分の価値を高める道具としか思ってない癖に

ありがとう…

お母さん

流石、私たちの娘ね〜♡

お父さん

そうだな〜!

(笑顔の仮面被んなよ…)

(私がいないと会話もしないのに…)

お母さん

あ、『美亜』お風呂沸いているわよ

お父さん

先に入ってきなさい

はい…

ガチャリ…

ふきふき

(あ〜、疲れた)

(テスト簡単すぎ…)

ガシャーンッ

え、?

バンッバンッ

ドカッ、ドンッ

なになに、怖っ…

私は、置いてあったネグリジェを来て、リビングに向かった

バンッ

お母さん!お父さん!

こんなに焦ったのはいつぶりだろう?

いや、焦ってるんじゃ無い。 怖いんだ…。

じわっ

シラキのフローリングは、綺麗とも言える、紅色に染まっていた

オマケに、床には死んだ虫の幼虫のように丸まっている血まみれの母と父が居た。死んだのか、ピクリとも動かない

そして…

???

あれ〜?ちっちゃい子居んじゃん

???

そんな情報あった?

???

あった

???

兄貴が話聞いてないだけじゃね?

???

え〜、そっかァ?

…誰?

その場にはもう「二人」居たのだ

一人は背が高く、短髪で、優しそうな目をした男

もう一人はまたまた背が高く、今度は長髪で、やっぱり優しそうな目をした男が居た

男達は不思議そうに私を見る

私は、直感で

(この人達、ヤバい)

そう思った

服には返り血、手には拳銃

ゆっくりとその拳銃が私の頭に突きつけられる

(目を瞑ろう、そうすれば怖くない)

反射的に目を閉じる

???

???

?!

(バイバイ、世界)

そう思ったのもつかの間

私の頭に、何かが「乗った」

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