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翌日
玉川心珠
トモキおはよう！
玉川心珠
…？
玉川心珠
トーモキ…！
玉川心珠
！！
玉川心珠
あっつぅ！
人間の温度じゃない。
そうだ…
彼はロボットなんだ
玉川心珠
お願いします！！
研究員
はい。
研究員
分かりました
私はあの研究員の人を呼んだ
研究員
……
研究員
やっぱりな
研究員
彼は人間の心を持ってしまったんだ
研究員
ロボットとしての機能を超えて
研究員
オーバーヒートした！
玉川心珠
私はどうすれば…
玉川心珠
少しでも、彼を救えますか？
研究員
あなたにはもう無理かもしれない…
研究員
もうこうするしか…！
玉川心珠
待って！！！
研究員の人は、トモキの首にあるボタンを押した
ポチッ
「初期化されました」
玉川心珠
トモキ…？
玉川心珠
起きてよ！
トモキ
……
玉川心珠
うわぁぁーん！
トモキからは
私と過ごした全ての思い出が
消えてしまったんだ……
研究員
じゃあ…これで……
玉川心珠
……
バイバイ…
もう、会えないんだね…
そして1年後
今日は美術大学の受験当日
玉川心珠
今日が本番。
玉川心珠
トモキ…頑張るね
ピンポーン
玉川心珠
あっ…はーい
宅配便かな…？
ガチャッ
玉川心珠
…！！！
トモキ
来ちゃった！
玉川心珠
…！トモキ！
研究員
彼は「人間の心を持ったロボット」として
研究員
プログラミングされました
研究員
なので
研究員
今日からは
研究員
あのように、オーバーヒートを
研究員
起こす事はありません
玉川心珠
……！！
玉川心珠
おかえり！トモキ！
トモキ
ただいま！心珠。
end*＊
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