さとれん
1話
こぴぃぺぇすとぉ
さとれん。 描きたくて書いたから 意味不でもよろ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー れん視点。 「ふーっ…」 大きなため息をついた。 このため息は あの目の前の家に住んでる あのピンク頭のせいだ。 朝なんて… 俺の家に凸して 朝ごはん食べに来るとか。 今日の夕ご飯も あいつと一緒だった。 ピンク頭の家庭事情は 複雑で、 親は居ないし 最後の家族の ばぁちゃんも今脳の病気で入院中。 俺の家も 親は居ないけど 執事が居る。 俺より複雑な家庭だ。 それくらいわかってる。 分かってるけど… なんであいつにばっかり みんな優しくするんだ… 俺のばぁちゃんも 病気で もう1ヶ月生きれるか生きれないかの 生死の瀬戸際なのに なんでそんなに… 「ッ…ヒック…ヒック」 何故か零れ落ちてくる水滴 頬を伝って下に落ちる。 下の部屋では あいつが鼻歌歌って シャワーを浴びてる。 あんな奴のために 執事がタオルを用意してる その後は あいつの大好きなSF映画用意されて ドミノピザも用意されて 俺はピザーラが好きなのに。 映画はSFより恋愛映画が好きなのに。 「なんでッ…?」 もうここに居ることが 既に苦痛だ 「家を出よう。」 「それしか無い。俺が生きていく為にも」 俺は洋服を入れた。 いつもの男っぽいやつ3着 ヒラヒラのワンピースを1着 やっぱり心のどこかでは 女の子という意識はあるのだろう 俺は階段を降り いそいそと玄関のドアを開け 外に踏み込んだ ーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…スマホがない」 気づいたのは 近くの公園で休憩してる時だった スマホを家に取りに帰るにも あいつや執事に会いたくはない。 「友達はッ!!」 そういえば 友達は今彼氏とお遊び中だ。 友達から1時間くらい前に 「お遊びするからメールは受け取れん」 って言われてたんだった… 「どうしよ…」 顔を下にさげ もうほぼ燃え尽きた。の体勢だ。 地面の砂利をみて 踏まれてるなぁって思った そこから虫がでてきた。 虫…? 「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」 俺は虫が大っ嫌いだ。 小さい頃にあのピンク頭から 死んだセミを持って 追いかけられたトラウマ おままごとしてる時 ピンク頭がオムライス(泥)に 虫の死骸をすり潰して乗っけられた トラウマ あのせいで俺は 虫全般が嫌いになった。 「あいつのせいだ」 そう。あいつのせいだ。 全部 全部 あいつがいなかったら。 「包丁…買おっと」 ーーーーーーーーーーーーーーーー カランカラーン と軽快な音が鳴り響いた。 俺の心の音とは何1つ一致せず 耳から耳へと素通りした。 俺の手は汗ばんで 震えていた。 店員さんにも心配されただろう。 1番切れると書いてある 可愛いポップとは裏腹に ものすごく ごつい包丁が 並べてあった。 俺はすぐさま、手に取り レジへと走った。 ーーーーーーーーーーーーーーーー カランカラーン さっき耳を素通りしたこの音は 何故か俺の心に 深く深く刻まれた。 店を出てからもなお ずっとずっとずっっと 聞こえてくる音 心拍音とあの音 不快という訳ではなく 寧ろとても楽しい。 「やっとあいつから解放されるもん!」 夜の道で発した 俺の声は蝉の鳴き声よりも 強く響いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 俺は、家に戻るのを 最初は拒んださ。そりゃね。 家出した日に戻ってくるなんて かっこ悪いの極みだ。 ピンク頭は今頃 俺の部屋の隣の部屋で ぐーすか寝てるだろうな。 そうこう考えてるうちに 家の前までたどり着いた。 「開けるか」 開くと同時に飛びついてきた ピンク色の何か。 抱きつかれた胸の方を ゆっくり目線を下げ 見ると あいつだった。 俺はその時包丁を握っていた。 楽しみすぎて開封してた。 公園で予行練習までした。 それなのに 俺の腕は 動かない 振り払うことが出来ない。 刺すことが出来ない。 あいつのことが嫌いなのに。 死んで欲しいのに。 「なんで」 「なんで…」 「なんでなのぉぉぉぉぉ!」 玄関から聞こえる私の声は 何重にもこだましてきこえた。 カラン 包丁がタイルの床に 落ちていった。 俺はその場で 倒れた。
さとれんは推してるわけじゃない
思いついたから書いた
以上
コメント
12件
ぅぅぅぅぅ(´;ω;`)てるくくん〜!ひさしぶり泣
えいや推せよ
え、推そうよこんな尊い方達(