◤◢◤◢ 注 意 ◤◢◤◢ こ の 投 稿 に は 文 豪 ス ト レ イ ド ッ グ ス の 太 宰 さ ん と 中 原 さ ん の カ ッ プ リ ン グ 要 素 が 含 ま れ て い ま す 。 ※ 一 部 文 ス ト キ ャ ラ の 関 係 ・職 業 が 違 い ま す そ れ で も い い よ !っ て 方 は ど う ぞ .ᐟ
ま だ 明 日 を 知 ら な い 僕 ら
第 十 九 話
中也
…何さ…もう少しだけ寝かせてよ
中也
中也のばーか……
中也
中也
俺が待ってる。
太宰
何処…此処……
太宰
頭がまだズキズキと痛む
どうやら此処は病院の一室らしい。
カーテンがベッド周りを囲んであり、窓が一つポツリとある
そういえば──
太宰
探しに行かなきゃ…
カーテンを開き、ズキズキと痛む頭を抱えながらこの部屋を出ようと扉へと歩く。
すると、目指していた扉が勝手に開いた。
太宰
金髪のナースに背中を押され、結局ベッドまで押し戻された
地毛が金髪なのだろうか
どうにも落ち着きが無い彼女の名前は樋口一葉と云うらしい
太宰
何時もなら心中のお誘いをするであろう美女だが、今はそういう気分では無かった。
樋口
と、何故か叱られ顔を赤らめるナース
厭…胸を見ていたんじゃなくてネームプレートを見ていたのだけど…
太宰
樋口
太宰
最早弁解する気力も無い
太宰
樋口
太宰
樋口
太宰
樋口
太宰
樋口
太宰
樋口
狼狽えるナース
樋口
立原
樋口
立原
太宰
立原
樋口
ネームプレートに研修と書いてあるのにも関わらず、さっきの女性より落ち着いた対応が出来ているこの男の名前は、立原道造らしい
立原
太宰
太宰
あの二人との会話が終わり、手すりに掴まりながら隣室へと足早に足を進める。
中也…
早く顔が見たかった。
太宰
樋口という名のナースが教えてくれた部屋の前に立つ。てっきりあれ程血を流していたので面会謝絶だと思っていたが、そうでは無かったらしい
意を決して、重い重い扉を開けた。
太宰
紅葉
カーテンの中に入ると、紅葉が包帯だらけの中也の手を握りしめていた。
バチンッ
太宰
紅葉
紅葉にビンタを受ける。
紅葉
太宰
紅葉
太宰
紅葉
バッ
中也
紅葉
中也
太宰
中也
中也
紅葉
中也
紅葉
中也
紅葉
中也
太宰
中也
中也
続く
コメント
4件
初コメ失礼します! 物語全部見ました、!最高ですね…この2人の関係性がたまらなく好きです🙈💗 続き待ってます‼‼