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ピリオス・スカイ
震えた手で杖をこちらに向けてきた
???
ピリオス・スカイ
こいつ...
こんな大怪我を負った状態で 立ち向かってくるとか...
馬鹿なのかな
???
相手は集中し、杖に魔力を 込め始めた。
精霊召喚...ね。
天から授かった才能の差は 多少はあるかも知れないけど
肝心なのはその才を使い こなせるか、なんだよね。
凡人共はそれをよく理解せずに、 天才じゃないから...と言い訳しやがる
???
ピリオス・スカイ
???
人間は極限まで集中した時、 "ゾーン"に入る。
???の場合、 それを使いこなせる為
いくらでもゾーンに入り、 自分会議が開けるわけだ。
ピリオス・スカイ、ね。
典型的な問題児だ
初等部時代に魔力の暴走により 中等部生徒2人に重症を負わせている。
それ以来留学を繰り返していたが、
恐らく家族に幻滅されて たらい回しにされたかなんかだろう。
こいつは努力を否定し、 自堕落な生活を送っていると聞いた。
人を傷つけておいて そのような生き方をするだなんて...
だが、俺はそんな 才能を貰うだけ貰って使いこなせない奴と違う。
俺は才能が無いのを言い訳にせず、
努力を重ねた
こんな奴に負ける訳には行かない
学生相手に、だなんて思われるかも しれないが
本気でかからせてもらうぞ
問題児
???
ピリオス・スカイ
???
ピリオス・スカイ
激しい斬り合いをするも、 2人はほぼ互角。
だが、こちらが余裕な顔をしているにも 関わらず、相手は
大怪我を負っているからか なかなか核心を付けないでいた
???
まぁ、努力をサボるような
軽い覚悟の人間に、 僕は負けるつもりないけどね
しかも、僕の攻撃速度は 避けきれない。
さぁ、どうするのかな?凡人
ピリオス・スカイ
一歩踏み出し、ナイフを 首に近づけると
気づいた時にはもうそこに居なかった
...!足元か、!
ピリオス・スカイ
ピリオス・スカイ
まずい、こいつ 魔法の発動が早い!!
少し前...
モブ
目の前の風景に吐き気がした
無尽蔵に転がった人の体...もとい、 死体。
なんなんだ、この状態...!?
爆発があったから、とりあえず 同じ号車の人たちを避難させて...
というか、こんなに...
殺されてしまってるなら、 犯人は何処にいるんだ?
モブ
謎の老人
モブ
なんだ、この老人...!?
というかどこかで見たことが あるような気も...
謎の老人
この人も俺を知ってるのか...?
!!!
モブ
モブ
なるほどな。
こいつらは...
モブ
謎の老人
謎の老人
モブ
謎の老人
謎の老人
モブ
モブ
謎の老人
謎の老人
謎の老人
謎の老人
謎の老人
謎の老人
やはりそうか...
ぶっちゃけ顔は覚えてなかった。
正体がわかったのは ネクタイピンの模様だ。
俺は生まれてからあの模様を 何回...いや、何千回と見たからな
モブ
モブ
死体に目を向けると、 老人は首を傾げた
謎の老人
謎の老人
謎の老人
モブ
謎の老人
モブ
見て見ぬふりだなんて、
その事を口に出せば死ぬことぐらい 俺だってわかってるんだよ...
だからわざわざ、あの名は捨てたんだ
謎の老人
謎の老人
謎の老人
謎の老人
...?誰に話しかけているんだ
とう、だ...?
???
あいつは!!!!
モブ
???
謎の老人
謎の老人
謎の老人
???
モブ
???
???
???
謎の老人
???
??
??
なんだあれ、奴隷...?
...
なるほど。空間魔法か
???
モブ
次目を開けた時には、 真っ白な空間にいた。
長方形の部屋にいくつか扉があって
中央には長机と椅子。
まるで会議室みたいだ。
モブ
アイコンは はりねず版男子メーカー 様です
シリアスな雰囲気を壊さないように、 しばらくサブストはやめます...