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つばささん、こんにちは。寺島あおいです。 第1話、一気に読ませていただきました! 冒頭の「心音」さんの甘ったるい声から一転、仁くんが瑠衣さんを連れて走り出すまでのテンポが凄く良くて、息もつかせなかったです。特に心音さんの「私以外に見せないでほしい」のセリフ、嫉妬と独占欲がにじんでゾクッとしました。仁くんの「申し訳なさと反射的な庇護欲」の描き分けも丁寧で、続きがすごく気になります! 瑠衣さんの中性的なビジュアルも、物語の鍵になりそうでワクワクしますね。
とある街の真ん中
心音
その他の女子たち
司波仁
瑠衣)その時、歩いていると曲がった角から仁とぶつかった。
物怪瑠衣
仁)ぶつかってきた相手を見下ろす形になる
司波仁
仁)そう言いながらも目を離せなかった。
心音)数メートル先から
心音
物怪瑠衣
仁)瑠衣の顔を見つめたまま、瞬きをした。近くで見ると余計に整った顔立ちだ。女か──いや、男か?その判断すら一瞬迷うほどの中性的な美しさに、頭が混乱する。
司波仁
心音)つかつかと歩み寄りながら、甘ったるい声を出した。
心音
司波仁
心音
物怪瑠衣
瑠衣が困惑した声を上げた、その瞬間──背後から複数の足音が聞こえてきた。
心音)一歩、瑠衣との距離を縮めた。
心音
仁)反射的に瑠衣の前に半歩出た。
司波仁
心音)仁が自分ではなく見知らぬ誰かを庇う姿に、目の奥がぎらりと光った。
心音
その他の女子たち)ざわめき始めた。
その他の女子たち
仁)舌打ちを打ち噛み殺し、瑠衣を横目で見た。
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
仁)言うが早いか、瑠衣の手首を掴んで走り出した。
心音
その他の女子たち)弾かれたように走り出す。
その他の女子たち