街灯が少なく日がおちると辺りは何も見えず
空の光を頼りに暗い道を僕達は歩き続けるが
夜道を歩いて帰って来れたものはいない
ただ迷子になったと言う奴らは多いいだろう。
だが真実はもっともっと深い何かがそこにはある。
今日も消えゆく魂が……
神谷 涼
(あぁ〜もう最悪だ。なんでこんなことに……)
神谷 涼
(はぁ〜ここの夕暮れを見たら落ち着くと思ったけど逆効果だ。)
神谷 涼
……
ププー!!
神谷 涼
え?
バーン!!
神谷 涼
うっ、、、、
神谷 涼
(なんだ?寝っ転がってるのか?俺。)
神谷 涼
(……でもさっきの綺麗ないやもっと美しい赤が目の前に……)
神谷 涼
(あれ……でも視界が暗く……)
神谷 涼
うわぁぁぁ!!
神谷 涼
な、なんだ夢か。
山口哲平
おーい、涼〜!学校遅れるぞ〜!
神谷 涼
はいはーい
山口哲平
たく!学園の王子様が聞いて呆れるぜ
神谷 涼
まぁ〜そう言うなって〜
山口哲平
はぁ〜
山口哲平
とにかく早く行こうぜ
神谷 涼
おう!
神谷 涼
今日はどっから行く?
山口哲平
そうだなぁ〜朝見たら裏門の方が多かったから西門がいいかと
神谷 涼
うむ。ご苦労!
山口哲平
さて、行きますか
神谷 涼
はぁ〜めんどくせぇ〜
タッタッタッ
女子達
キャーー!!
女子達
神谷様よー!!
女子達
かっこいい〜!!
女子達
こっち向いて〜
山口哲平
走れ涼!
神谷 涼
はいはーい
タッタッタッ
女子達
あ!待って〜
神谷 涼
日に日に増えてないか〜?
山口哲平
たく!どんだけ俺に迷惑かければ気が済むんだ!
神谷 涼
幼馴染みだろ!少しくらい助けろ!
タッタッタッ
神谷 涼
まいたか?
山口哲平
らしいな
山口百花
ばあ!
山口哲平
うわぁぁぁ!!
山口百花
あはは!今日も追われてたんでしよ笑おつかれ〜
山口哲平
脅かすなよ!
山口百花
てか哲平!涼の世話すんのはいいけど弁当忘れてどうすんのよ!
山口哲平
お!わりぃ笑
山口百花
もう!しっかりしてんだかしてないんだか……
神谷 涼
ははは!
山口百花
あ!涼〜おはよう〜
神谷 涼
おはよう!山口!
雛菊 瑞希
おはよう。涼君
神谷 涼
瑞希!おはよう〜
山口百花
さぁ!哲平!邪魔しちゃ行けないからさっさと行くよ!
山口哲平
うわぁぁぁ!!髪引っ張んなよー!!
雛菊 瑞希
涼君、私達も学校行きましょう
神谷 涼
そうだな
神谷 涼
それじゃあ!昼にまた
雛菊 瑞希
はい。また後で
山口哲平
おう!遅かったなぁ〜
神谷 涼
うるさいなぁ〜
女子達
おはようございます!神谷様!!
神谷 涼
おはよう。
女子達
キャーー!!かっこ良すぎ!
女子達
もう私ダメ
山口哲平
全くこの男の何処がいいんだか
神谷 涼
さぁな
昼
山口百花
おーい!お二人さん!屋上行こう!
山口哲平
今行くよ
山口哲平
おい💢神谷!起きろ
神谷 涼
あ、、、あぁー
神谷 涼
ふはぁ〜
雛菊 瑞希
涼君。
神谷 涼
瑞希。朝ぶり
山口百花
さぁ!食べよう食べよう!
山口哲平
おう!
雛菊 瑞希
ねぇ。涼君。
神谷 涼
ん?どうした瑞希。
雛菊 瑞希
今日一緒に帰れませんか?
神谷 涼
え?俺部活もあるし生徒会役員全員放課後行かなきゃ行けないけど……
雛菊 瑞希
……
神谷 涼
ごめんな
雛菊 瑞希
いいえ。
神谷 涼
何だか変だけど大丈夫か?
雛菊 瑞希
!!!!
雛菊 瑞希
な、、、なんでもないです
雛菊 瑞希
ごめんなさい
神谷 涼
そうか
山口哲平
おーい!お前ら早く来いよ!
神谷 涼
おう!行こう、瑞希
雛菊 瑞希
うん……
神谷 涼
瑞希。
雛菊 瑞希
え?
神谷 涼
好きだ。
雛菊 瑞希
!!!!
神谷 涼
さ、、さぁ!い、行くぞ!
雛菊 瑞希
は、、、はい。
山口百花
あれあれ?お二人さん顔赤くしてどうしたの〜?
神谷 涼
か、からかうなよ!
山口哲平
ははは!
放課後
山口哲平
おーい!涼〜生徒会終わったか?
山口哲平
たく。そんな顔でしかも生徒会長とか……俺心配だよ
神谷 涼
ははは!確かに俺でも出来るからお前の方が適任かもな笑
山口哲平
はぁ〜本当に心配
神谷 涼
そんでさぁ〜小林先生がな、「お前らは馬鹿か!」っていきなり怒り始めてさ〜
山口哲平
ははは!そりゃ傑作!
神谷 涼
……
山口哲平
ん?どうした?
神谷 涼
あそこにいるの、、、瑞希か?
山口哲平
ん?え、、、隣にいる男なんだよ。
山口哲平
まさか……
神谷 涼
くっ、、、
タッタッタッ
山口哲平
おい!待てよ涼!
はぁはぁはぁ
神谷 涼
瑞希……俺を騙してたなんて、、、信じられない
神谷 涼
クソ!!
ププー!!
神谷 涼
え?
バン!