Qn視点__。
昼休みになり
ご飯を食べようと 屋上に向かう
“1人で”
ガチャ
Qn
ぁっ…
Men
ーーー!w
Orf
〜〜?w
Dzr
ーーーーーwww
Bn
〜ーー〜〜!www
Men
ーー!
彼らは楽しそうに 話している
俺には気づいていない
立ち去るなら“今”だ
立ち去ろうとした時
不意に声を掛けられた
Men
あれ?誰だ?
Orf
あれ、ほんまやん!気が付かんかった
Dzr
君も一緒に食べる?
Bn
食べよ〜
本当は食べたい
一緒に食べたいけど
俺自身が許さない
Qn
…遠慮しときます
Bn
そっか〜
Dzr
いつか一緒に食べよ!
Qn
ぇっと…
なんて答えればいいのか
分からない
それを相手は察したのか
Dzr
またね!
Qn
ぁ、はぃ…
最後だけ声が小さくなる
彼らには一生関わらない方が いいだろう
もう、、、
あの子には───
結局校舎裏で食べた
それから5限目が 始まろうとしていた
担任の先生
じゃあ始めるぞー
担任の先生
ーー!〜〜〜
Mob
〜〜〜〜?
担任の先生
〜〜~!w
Mob
ーー!w
授業はいつもつまらない
もう“聞き慣れた”言葉ばかり
「暇だな…」
Qn
(チラッ
Men
(グガー
寝てるし…Menってやつ
何やってんだが…
暇な授業を終え
いつも通りの道を
いつも通りに帰る
はずだった…
けど、前には
あいつらが居る
Men
〜〜~!
Orf
ーーー?
Dzr
ー〜ーー!w
Bn
wwww
Men
〜!
Qn
最悪…(ボソッ)
聞こえるはずもない声
なのに
Men
あ、居た!
なぜこいつは
気づくんだ
Orf
僕達よく会うね〜w
Dzr
そう言えば名前ってなんて言うの?
言うわけもない
友達でも家族でもないのに
ただの『他人』でしか 過ぎないのに
Qn
何故言わないといけないんですか…?
Bn
え〜いーじゃん教えてよ〜…!
Men
そーだそーだ
Qn
無理です
ハッキリといい
俺は4人の間を抜け
家へ帰る足をはやめた
バタン
結局俺はあの人達の 言葉を無視し
家へ帰ってきた
Qn
嫌みたいな1日だったッ
何か
何か自分は
忘れているような…
Qn
早く寝よう…
Qn
おやすみなさい…
強く目をつぶる
寝ろッ寝ろッ
寝れない…
寝たい日に限って寝れない
やっぱり俺は
あいつらが
Men
Orf
Dzr
Bn
気になっているんだろう
もう誰とも
“仲良くしない”
“信じない”って
決めたはずなのに…
いつの間にかだんだん
眠くなってきて
寝ていた──







