ノア子
兄さん
ノア子
兄さん
ノア子
何を考えているのか分からないが 黒い手袋に覆われた細い指が小さな花弁から離れる
兄さん
兄さん
ノア子
兄さん
この庭園の範囲ちゃうし
兄さん
ノア子
兄さん
綺麗な緑の瞳を細め可愛らしく笑った 思わずドキッとしてしまう笑顔を残して彼女は姿を消した
兄さん
オスマン
ひとらん
兄さん
グルッペン
兄さん
オスマン
ひとらん
エーミール
兄さん
グルッペン
兄さん
ひとらん
オスマン
グルッペン
ガサガサと音が聞こえると全員の目線が集まる 現れたのは緩やかに笑う花の妖精だった
ノア子
兄さん
ノア子
グルッペン
ノア子
抱えていた花束を見せるとグルッペンは笑みを浮かべた 怪しまれているのは自覚しているのか心配が見える
オスマン
ひとらん
エーミール
ノア子
どうぞノアとお呼びください!
グルッペン
オスマン
ノア子
芝生にシートを広げ、低いテーブルに カップとお菓子を並べていく 辺りには花が咲き誇り爽やかな風が頬を撫でた
グルッペン
エーミール
ひとらん
オスマン
ノア子
スルッと手袋の指へ赤いポピーがつけられる 花の指輪を見るとオスマンの頭に花の輪っかが乗せられる
ノア子
オスマン
ひとらん
オスマン
ノア子
ひとらん
ノア子
グルッペン
ちゃんと作ってくれるぞ、ひとらん
ひとらん
エーミール
確かにオスマンやグルッペン、兄さんは人を見る目がある だけどそう簡単に信用していい相手でもないはずだ
ひとらん
グルッペン
外出届を出して出掛けてたな
エーミール
ノア子
オスマン
話さないのにね〜特に女性とはね〜
ひとらん
ノア子
ひとらん
あのロボロもこの3人同様警戒していないのか 確かに敵には思えないし可愛いけど…
ひとらん
グルッペン
オスマン
兄さん
エーミール
ひとらん
ノア子
幹部の中でも博識でより長くグルッペンさんと共に居る 4人とお茶会、情報が出るかと思ったんだけどな
オスマン
ノア子
兄さん
エーミール
ノア子
兄さん
グルッペン
ノア子
ノア子
グルッペン
A国はかなり自己顕示欲や自国愛が凄い まぁあの国王がいる限りは国も変わらないだろうな
オスマン
国王、あんまり好きじゃないんだよね
ノア子
実際は心優しい方なんですよ
オスマン
エーミール
お互いに印象はあまり良くないんでしょうね
ひとらん
グルッペン
兄さん
ノア子
オスマン
グルッペン
エーミール
オスマン
ひとらん
兄さん
ノア子
グルッペン
全員