蓮生
辰海先生
辰海先生
蓮生
辰海先生
○○
辰海先生
辰海先生
○○
辰海先生
○○
辰海先生
○○
辰海先生
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
辰海先生
蓮生
辰海先生
○○
辰海先生
○○
蓮生side
昨日、亮兄から聞いた。 ○○が、A男にされてたこと。 亮兄、すごく辛そうだった。 初めて見たかもしれない。弱音吐いてるとこ。 亮兄は昔から○○を気にかけてた。 弟のおれよりも… まぁ、○○の家、酷かったから余計かもしれないけど。
俺…隣の席だけど、なんにも知らなくて。 正直びっくりした。 仲悪いわけじゃないけど、なんか学校ではほとんどしゃべらない。 広翔先生と辰海先生は、亮兄の先輩だから、 俺と○○が幼なじみなのは知ってる。 けど、他の生徒はほとんど知らない。
ただ、そんな○○が一度だけ、 俺の前で泣いたことがある。 それっきり、 亮兄ばかり。 それがまた、嫌だった記憶がある。
○○の家は、お父さんが厳しくて。 ○○は泣くのも許されない そんな中で厳しく育てられていた。 後から知った話。父親から虐待受けてたこと。 泣いたら暴力… それを知らずに俺は…
○○と蓮生 小学5年生の頃
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
男子1
この頃までは、○○は亮兄より、 俺で。友達もあまりいなくて、よく俺とはなしたりしていた。 そのせいか、 ○○との間を、冷やかされるようになった。 俺はそれが嫌だった。 でも、あいつ母親がいないときは絶対家に帰りたがらなかった。 寂しいからだろぐらいにしか思ってなかったし、 母親からは、○○が、帰りたくなさそうなときは、家に連れてくるよう言われてた。
小学校卒業式の日。
×××××
蓮生
×××××
××××××
蓮生
×××××
××××××
蓮生
××××××
×××××
蓮生
さっきまでしおらしく泣いてた女子が、○○のことになると、殺気だったような目になる。
蓮生
×××××
このとき、女は涙すればいいと思ってる生き物なんだと思った。 多分、おれは元々から女嫌いだ。 ○○は女というより、家族みたいなもの。 だから、別になんともない。 そして、こういうぶりっ子が嫌い。 その後も、似たり寄ったりの女の子に何回も告白されて、正直まいっていた。
卒業式後、母親たちは出かけていって、 ○○は俺の部屋に来ていた。 いつもの事だけと。
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
○○
蓮生
蓮生
何気ない、この発言が○○を苦しめてるとは、 このときは、思いもしなかった。
○○
○○
ボフッ…
蓮生
枕を戻そうと○○に近づくと、○○がいきなり泣き出した。
○○
○○
俺は何が起きたか分からなくて。
蓮生
そう言ってしまった。 ○○はすっと立ち上がり部屋を出た。 そこに、たまたま亮兄がいて 亮兄がなだめている声がした。 部屋を出ると亮兄にしがみついて泣きじゃくってる○○がいた。 俺に気づいて、一生懸命なきゃもうとして 過呼吸おこしかけて。 亮兄が自分の部屋に連れていった。 落ち着いたあと、亮兄から、俺はこっぴどく怒られた。
それっきり。 あいつは泣かなくなった。 母親同士も仲良くて、うちにもよく来るし、中学校もクラスまで一緒。 話すことは減ったというか、○○が付きまとわなくなった。 けど、かわらず、話しかけてはくる。 おはよ、とか、天気いいねーみたいなことは。 母親がいないときに、うちに来るのもかわらず。 リビングで宿題してたり。 亮兄がいたら、一緒に勉強したり。 俺も気が向いたら一緒にする事もあったけど。
高校入試のときも、亮兄に教えてもらいながら、一緒に勉強してたけど、高校入ってしばらくして、○○の父親がいなくなってから、家に来ることもほとんどなかった。 かわりに亮兄が勉強教えに行っていた。 きづいたら○○は亮兄といることが増えていた。
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