紅色の花嫁

つ……い……？

……死ねなかった……

言う必要がない

関係がない人に関わっても意味がない

なのに……頭では分かってるのにｯ………

…なんでだろう……この人の声…………

凄く……安心する…………

涙が……止まらない…………

ー…ー～ま～💦

どうしよう……力が入らなi

ﾀｯﾀｯﾀｯ

ガチャ

ゴゴゴゴ

で……デカーーーｯｯ？！

し？！城？！え？ここ城？！

でかい…… ←動揺を隠せない

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾟﾀﾝｯ

すっごく気持ちよかった…………

なにあのバカデカイお風呂………

おばあちゃん家の2倍以上はあった…………

なんかメイドさん達にめちゃくちゃ洗われたし……

めっちゃ手当てしてもらったし

…………でかい…… ←未だに唖然

ほんでベットもでかい…………

フカフカ…………

ｺﾝｺﾝ

声がｯｯ///

恥ずかしぃ～/////

ｶﾞﾁｬ

フード外してる……

……綺麗な……桃色の髪……

これで悪いと言う人は絶対居ません

なんか良くしてもらってるけどｯｯ………

やっぱり……

さっきの足の早さとかオーラとか… 全部妖力で出来る事………

人間の世界に位があるように妖怪にも位がある

その中でも複数の妖怪のハーフは上位……

それに「ぬらりひょん」と言う妖怪は 妖怪の中の長と言われてる

「犬神明神」は神の末裔……

どっちの妖怪も長に入るランク……

何かしらのお偉い様だとは思ってたけど……… 想像以上だった……

要らん汗かいちゃった💦

名乗ってなかった……

めちゃくちゃ失礼……

さっきの無言はなんだ……？

大神神社と同じ名字だからとかかな？

好きなようにとは？？？

様付けが一番良いのか？

………言って良いものなのか…………

個人家庭に他人を巻き込んでも良いのだろうか………

無関係の人にもし怪我でもさせてしまったら………

それもお偉いさんを……

恐ろしいｯｯ

……別に言いにくいとかはない……

ただ……巻き込みたくない………

こんなに優しい人には……傷付いて欲しくない……

オーラって……そんなことも見えるんだ………

守る………りうらを？………

守られたことも…… 愛されることもなかったりうらを？………

こんな………なにも出来ない無能のりうらを？………

こんな………こんな…………

…不思議だな～………

この人の声や顔を見ていると……… 何となく信じれる気がする………

何となく……守ってくれる気がする………

何となく……心が落ち着く気がする…………

気付けば…家の事……外の事……自分の夢も…… 家であった起きた経緯も……全て話していた

話してる間……彼は無言で……

それでも……優しく撫でてくれてて……

その手が何処と無く安心して……

話していく内に……心にかかっていた霧が… 少しだけ晴れた気がして……

何となく……心地が良かった……

「大丈夫だから」

良く聴く言葉だけど……凄く安心感が大きくて……

溢れ出す涙が全く止まらなかった

どうしてだろう……

どうしてあなたは……そこまで……

優しすぎる人だから？

それにしては…優しすぎる気が………

ん？聞き間違い？？？

今あなた…対って言いました？？？

そう言えば助けられた時も対って言ってたような……

この世界では当たり前の情報

知らない人はいない程

.。o○

光？………りうらの頭から出てきた？！

.。o○

あれ？…りうらから出たのとは色違いの光？

威力…妖力……

こんな感じなんだ……

.。o○ ○ο。.

光が……混ざって……

✨

.。o○

消えちゃった……

……ん？対となる光力？

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