九井夢華
どうもこんにちはー
夢乃汀
こんちゃっす
夢乃汀
特にお知らせないんで本編へ
九井夢華
どぞっ
夢乃汀
どーぞ
九井夢華
ねぇねぇ兄さん。
九井一
なんだ?
九井夢華
兄さんってさあ、
九井一
?
九井夢華
茜音さんのこと好きでしょ!
九井一
!?
九井一
な、なんでそう思った??
九井夢華
だって仲良いじゃん!
九井夢華
でもね私も茜音さん大好き!!
九井一
!?
九井夢華
青宗も、兄さんも。
みんなみーんな大好き!!
みんなみーんな大好き!!
九井一
そ、そうか…
九井一
(びっくりしたー)
九井夢華
兄さん、なんか焦げ臭い、、、
九井一
どこかで魚とか焼いてんじゃないか?
九井夢華
そっかー確かにそう言われてる
そんな感じの匂いだわ
そんな感じの匂いだわ
九井夢華
そーだ、今日の夕飯、魚やこう!!
九井一
おー楽しみだな。
ゴオオオオ
九井一
茜音さん家が、
燃えてる!?
燃えてる!?
九井夢華
な、中に人がいるの!?
九井夢華
兄さん、ちょっといってくる!!
九井一
ちょ、俺も行くから。
ダッ
九井一
あかねさーん!!
??
ゲホっゴホっ
九井一
!!
九井一
よっと
ダッ
九井夢華
あかねさーん!せいしゅー!!
ゲホっどこー??
返事してー
ゲホっどこー??
返事してー
その頃
九井一
大丈夫か?
九井一
!!イヌピー!?
九井一
じゃあ、茜音さんは!?
九井一
(もう一度入る)
九井一
あかねさーーん!
夢華は、、
九井夢華
あかねさーん、せいしゅー!!
どこっ、ゲホっゴホッゴホッ
ン“ン“ン“。
どーこー!!
どこっ、ゲホっゴホッゴホッ
ン“ン“ン“。
どーこー!!
??
ゆめ、、か??
九井夢華
!!
九井夢華
ふんっ
九井夢華
あかねさん?茜音さん?
返事して、返事して??
返事して、返事して??
九井一
どこだー
あかねさーん!!
あかねさーん!!
九井夢華
にいさーんこっち、
茜音さんいたー!!
ゴホッゲホッ
茜音さんいたー!!
ゴホッゲホッ
九井一
夢華!
茜音さん俺がおぶるから。
お前は先歩け。
茜音さん俺がおぶるから。
お前は先歩け。
九井夢華
ありがと兄さん、、
その後救急車が来た。私たちを乗せて病院まで行った。
兄さんも私も、大体は治る火傷だった。
しかし、青宗は良くはなるが、顔に火傷が残るそうだ。
茜音さんは火傷が酷すぎて、治療費に4000万円かかるそうだ。
それを知った兄さんと私はあの手この手で金を稼ごうとした。
犯罪にも手を染めた。
でも、茜音さんは、亡くなった。
兄さんは発狂。
私は、その稼いだお金から、葬式代、お墓代を出した。
その後3ヶ月くらい私は自分の部屋から出れなかった。
九井夢華
茜音さん。
九井夢華
私がもっと早く気づいていたら、
茜音さんも火傷しただけで済んでたのかな。
はあ。もう嫌だ。
もう、失いたくない。
茜音さんも火傷しただけで済んでたのかな。
はあ。もう嫌だ。
もう、失いたくない。
九井一
ッッ
九井一
コンコン)
夢華、学校行こうぜ。
もう、茜音さんは戻らない。
夢華、学校行こうぜ。
もう、茜音さんは戻らない。
九井夢華
うん。
ねえ兄さん、
ねえ兄さん、
九井一
?
九井夢華
兄さんは
いなくならないでね?
いなくならないでね?
九井一
ッ、おう。
お前もな。
お前もな。
九井夢華
約束だよ。
九井一
うん。約束だ。
九井夢華
久しぶりに学校行こうかな。
九井一
そーだな。
準備して、学校へ行った。