白布の涙を久しぶりに見た。
まぁ、いくらあの白布でも 人間なんだし、泣く事くらいある。
でも、白布は人に弱みを見せない。
周りに迷惑掛けたくないからなのか、 自分の弱みが惨めになるのか、 どういうプライドなのかはよく分からない。
でも、どんな理由であれ1人で溜め込むのは 白布の悪い癖だ。
私に気を遣ってくれていたのか、 今まで白布から相談されたことなんて 一度もない。
無理矢理聞き出しても機嫌損ねるだけだし、 あまり指摘はしなかったのだけれど。
私も一応先輩なんですけど。
なんで頼ってくれないかなぁ。
まぁ、私が白布に 頼り過ぎってのもあるんだけどね。
そんなクッソ無愛想で先輩にも頼らないくせに 頼りがいあって謎のプライド持ち合わせてる。
私の家族で、
後輩で、
大好きで、
世界一大切なヒト。
それが白布賢二郎という 人間なんだけれど。
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
はい、無愛想発動。
通常運転の白布でちょっと安心だな。
てかさっきの可愛いお目目うるうる白布 どこいったんだよ()
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
短く礼を言うと、白布はズズズと コーヒーに口をつけた。
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
え、なにこの気まずい瞬間()
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
いざ言葉にしてみると恥ずかしくて、 私は顔を真っ赤にさせたうえ、 語尾はカタコトになった。
白布 賢二郎
白布は一瞬きょとんと目を丸くし、
それからすぐに私に負けないくらい 顔を真っ赤にさせた。
天宮 優和
白布 賢二郎
「お前だって赤いだろうが!」 ってヤケになってキレる白布。
なんだか可愛い。
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
白布らちょっと寂しそうに目を伏せた。
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
いつもならこの後もツッコミがある。
でも、そんな様子はなく、 白布の顔色を伺ってみると...
白布 賢二郎
天宮 優和
暖かいものが私を包み込んだと思ったら、 いつの間にか白布が私を抱き締めていた。
白布 賢二郎
天宮 優和
いきなりの出来事に私は動揺しながらも 返事をする。
白布 賢二郎
顔は見えないけど、微かに声が震えている。
泣いているのか、と思ったけど、 全然そんなことなくて。
ただ、辛そうに顔を歪めている。
天宮 優和
忘れるわけが無い。
白布が私を突き放す言葉、
冷たい目。
どうしても頭にこびりついてとれない 苦い苦い記憶。
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
天宮 優和
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
未完成なまま結ばれる運命は
キミのプライドが許さないから
キミが大人になれるまで
運命は待ってくれるはず。
止まったままの私達の時間は
今、ゆっくりと
私達のペースで動き始めています。
✧︎*。Shirabu Kenjiro ✧︎*。
✧︎*。Amamiya Yuwa ✧︎*。
NEXT♡5000
天宮 優和
白布 賢二郎
天宮 優和
コメント
17件
( ◜‿◝ )♡
続き楽しみにしてます! だけど、主さん、疲れた時は休んでください!! コメント失礼しました〜