俺の人生っておかしいのかな
そう思ったのは小学生6年生だった
俺の家は複雑だった
母親は俺が小5の時に自殺し
お父さんは性暴力や暴力が激しい人だった
お母さんは俺をいつも庇ってくれた
傷だらけになった母の体は真っ赤
痣が治ってきてもまたそこを殴られるんだって
その暴力に耐えられなくなったのか
ついに母は自殺した
突然だった
学校から帰ってきたら
リビングで釣り首
真っ黒の瞳が絶望を掻き立てた
そこから俺のぎりぎりだった人生は
地獄に落ちた
暴力は当たり前になった
作れと言われ 作ったご飯は食べて貰えない
家事をしても汚いと言うだけ
その中でも最悪だったのは
性暴力だった
今まで母の知らないところで
キャバ嬢とかとやってたらしい
でも 遂に見捨てられたんだって
そこで遂に
俺にも手を出てきた
🎼🌸
🎼🌸
父
父
父
🎼🌸
🎼🌸
やめてって
何回言ったか分からないほど
無理やりヤらされた
中一の頃
妊娠した
意味が分からなかった
ただ 気持ち悪くって
嫌で
ずっと 暴力を振るわれても引きこもってた
父に言っても
父
父
父
父
🎼🌸
ある日 俺の小さな体から子供が産まれた
痛くて
自室に一日引きこもったっけ
やっとの思いで生まれた子供は
捨てた。
嫌だった
俺には育てられない
この子もいずれ父に暴力を振るわれるんだろうとか
こんな気持ち悪い男が母なんて嫌だよな
とか
幼いながらの俺は
考えた
それが捨てることだった
俺にはもう
誰にも救われる気なんてない
いっその事 死にたかった
そこで自殺しようとしたら
警察に止められた
1人の 警察だった
桃色の髪をしていた
優しくて
時には厳しくて
でも 俺の望んでいた愛情をくれた
その人は 息子が1人いたような気がする
俺より何歳か年上の
綺麗な人だった
確か名前は……
な───
……
嗚呼
やっぱり
思い出せないや
コメント
2件
やっぱ主様最高だわ。 天才。1日に何個もあげてくれるし、神すぎて泣けるッ(((