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菊池 依織
……これは、きっと何かの間違い。
菊池 依織
菊池 依織
ありえないありえない!!
…私がこんなやつ好きになるなんて、!
立石 夏子
立石 夏子
七瀬 雨依
立石 夏子
七瀬 雨依
立石 夏子
立石 夏子
七瀬 雨依
立石 夏子
私の名前は 七瀬 雨依(ナナセ ウイ)。 今日から高校2年生になる!
そして隣で大きなあくびをしてるこの子は 立石 夏子(タテイシ ナツコ)。同じく高校2年生! わたしは なっちゃん って呼んでいる。
全校生徒1200人と大規模な高校に 通っている私たち。 いまだに顔がわからない人だって たくさんいる!
七瀬 雨依
ポケットにあるスマホがぶーっと震える。
七瀬 雨依
お母さん
七瀬 雨依
リュックをごそごそ漁ってみるも、 お気に入りの弁当袋は見当たらない。
七瀬 雨依
お母さん
七瀬 雨依
通話
00:51
立石 夏子
七瀬 雨依
七瀬 雨依
立石 夏子
立石 夏子
そんななっちゃんの声も聞こえないくらい すでに私は走り出していた。
七瀬 雨依
無事、お母さんから弁当を受け取り、 まあ学校へ向かって歩き出した。
遅刻はするまいとダッシュしたもんだから 部活してない私には地獄だった。
七瀬 雨依
七瀬 雨依
さっき走ってせいからか、しっかりセット してきた綺麗なシースルーの前髪は、 見事にぱっかり割れてしまっていた。
七瀬 雨依
学校まであと少しの道を、 とぼとぼと歩いていき校門が見えてくる。 すると_
周りの子達
周りの子達
周りの子達
校門前でキーンとするような 黄色い叫び声が そこらじゅう飛び交っている。
七瀬 雨依
立石 夏子
七瀬 雨依
立石 夏子
七瀬 雨依
七瀬 雨依
校門を抜けると、大きな下駄箱が ズラーッと並んでいる。
立石 夏子
七瀬 雨依
立石 夏子
立石 夏子
七瀬 雨依
立石 夏子
七瀬 雨依
そういって、自分達の教室へ行こうと クルッと振り返った。
ドンッ
七瀬 雨依
強い衝撃で、床に尻もちをついてしまう。
???
七瀬 雨依
わあ…顔立ちが綺麗すぎる、!
…って!何考えてんの私!
急いでぱっと立ち上がる。
七瀬 雨依
七瀬 雨依
タタッ、とその男の子の隣を 走り抜けようとしたけど、
???
七瀬 雨依
男の子くんの隣で、また転びそうになる
だけどその人がガッチリ捕まえてくれた。
捕まえて……くれた…
七瀬 雨依
???
七瀬 雨依
???
七瀬 雨依
バンッ
右手に持ってたスクールバックで、 その人の体をバシッと叩いて、 私はなっちゃんと教室にむかった。
七瀬 雨依
七瀬 雨依
立石 夏子
さっき起こったこと見ていたなっちゃん この通りツボに入ってしまったらしく、 ガハハと大声で笑っている。
七瀬 雨依
立石 夏子
立石 夏子
七瀬 雨依
でもよくよく考えると、転びそうに なったところを助けてくれたわけ…
でも……私の胸……掴んだわけで…
七瀬 雨依
立石 夏子
七瀬 雨依
七瀬 雨依
七瀬 雨依
立石 夏子
そう、私たちの学校は、人数が多く 学年の区別もつかない場合が多いため 胸ポケットのピンが 1年生は 赤 2年生は 青 3年生は 緑 と決まっているのだ。
七瀬 雨依
立石 夏子
立石 夏子
七瀬 雨依
あの男の子くんは、苦手です。