転生したら
悪魔に
なってしまった
1話
私
ん、ん〜ん
アイラ
あ!やっと起きたわね!!
そこに居たのは可憐な女の子だった
アイラ
…ところであなたどうしたの?どこから来たの?
私
へ?私?
アイラ
うん。なんか私の家の前でずっと倒れてたけど…
私
え、(あれ、私会社帰りでコンビニに寄ったはずじゃあ?)
ごめん…思い出せない
ごめん…思い出せない
アイラ
思い出せない?もしかして…記憶喪失の子、かな?
私
(そ、そうか私コンビニ帰りで車にひかれたんだった)
アイラ
っておーい!
んもう!無視しないでよ
んもう!無視しないでよ
私
あっ!ごめんちょっと考え事してて、
アイラ
…ん、許す!
この心が広い私に感謝しなさいよね!記憶喪失の貴方の為に何日か私の家に泊めてあげる!
この心が広い私に感謝しなさいよね!記憶喪失の貴方の為に何日か私の家に泊めてあげる!
私
へっ?!あ、いいの?!
アイラ
ええ!いいわよ!…って貴方、頭に何かついてる…わよ?
私
あっ!やめて!触らないで!
私
…?(あれ、なんで私拒絶してるんだろ?頭に何があるか知らないのに…)
アイラ
え、…なんかごめんね
私
い、いやこちらこそごめん!急に強く言ったりして…(さっきのはなんだったんだろう、鏡をかりて頭の上の物見てみようかな)
アイラ
…、じゃ、じゃあ私の家おいで!!
私
わぁ、綺麗ね、
整えられた部屋にいかにも女の子らしいピンクのお姫様ベッド
だけど、今は冬 普通なら 暖房やヒーターがあるところだけど…
この子の部屋には何一つなく、あるのは暖炉だけ。
私
ご、ごめん…鏡貸してもらってもいいかな?
アイラ
え?いいけど
アイラ
ん〜ここら辺に
リリアはガサガサと探り出した
アイラ
あった!はい、
アイラ
私はお風呂洗ってくるね
私
いろいろありがとう…ごめんねぇ
私
(さて、私の姿どうなってんだか)
私
へ?!なんで羽が?
私
しかもツノ??、
私
頭の上のどろどろしたこれは何?
これってもしかして…私、転生してる?!
私
でも、転生っつたら、村人とか、悪女とか、魔王じゃないの?
私
(私は何に転生したのかな、この女の子みたいな普通の子かな?)
アイラ
お風呂洗ってきたよー
アイラ
まだお湯は溜まってないからまってて、
私
ありがとう…
私
ねぇ、私のさ、この羽と上のどろどろしたやつなんだと思う?
アイラ
え?どろどろしたやつ?
アイラ
羽?
アイラ
何も見えないよ…
私
え?(もしかして)
私
じゃあこの頭のやつ…は?
アイラ
なんか、ゴミついてる…というぐらいしか
私
(これは、昔見たことある。)
私
(悪魔は身を隠すため、無意識に羽やツノ、輪っかを隠すんだとか…)
私
(ということは私、)
悪魔に
転生
私
(してる…ってこと?!)
アイラ
〜〜〜で、よし!貴方のなまえは今日からアリスよ!!
私
へ?!アリス?!
また考え事をして何も聞いていなかった
アイラ
そう!貴方の名前は今日から
アイラ
アリス!!よ!!
私
…いい名前だね何も覚えていないから助かるよ
アイラ
へへ…
ーここからリリアとアリスの共同生活が始まった
そして私はまだあんな面倒なことに巻き込まれるとはまだ気づいていない。
アイラ
私
アリス
次話から私ではなくアリスという名に変わります!
第1話終了